見た目の回復・改善

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セラミック治療・審美回復

セラミック治療について

三宮アップル歯科のセラミック治療

セラミックの適応歯 1番〜7番、あらゆる歯に対応可能です。ただし、食いしばりが強い方や、食いしばりのある方は、臼歯のセラミックは向いていないことがあります。
セラミックの種類 オールセラミックE-maxというニケイ酸リチウムを主成分とした透明感のあるセラミック
ジルコニアセラミックジルコニアという強度に優れた素材で裏打ちしたセラミックです
詰め物の費用
(自由診療)
セラミックインレー…50,000円(税込55,000円)
被せ物の費用
(自由診療)
オールセラミック…110,000円(税込121,000円)
ジルコニアセラミック…130,000円~150,000円(税込143,000円~165,000円)
治療期間 インレー…虫歯治療後2〜3回
クラウン…むし歯治療後4〜6回
セラミック治療

歯を美しく修復するセラミック治療

セラミックの歯は、自然な見た目と清掃性の高さで、「白い歯の修復物」としてよく選ばれる治療の選択肢です。

セラミックは自然の歯に非常に近い色と透明感を持ち、見た目が美しく、笑顔がより自然になります。また、セラミックは色の変化に強く、長期間にわたってその美しさを保つことができます。耐久性も高く、適切なケアをすれば長年にわたり使用することができます。

三宮アップル歯科では、審美的な歯の治療を望まれる方、金属を使わない治療を望まれる方、虫歯・歯周病のリスクが低い治療の選択肢をご希望される方に対し、このセラミックを使った歯の治療をご提案することがあります。

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アップル歯科の歯の見た目の治療

見た目と咬み合わせを考えた治療

歯のお悩みにおいて、痛みや腫れに等しく多いのが見た目のお悩みです。歯並びや歯の見た目は個人の印象を大きく左右し、海外では肥満と同じく自己管理の一環として評価の対象として見られることもあるそうです。

歯科医院では歯の見た目の改善に対する要望は年々増えてきています。そのため、見た目の改善を専門的に特化した歯科医師はたくさんおられます。 具体的には、審美補綴(古くなった被せ物や詰め物を白い歯でやり変える)や歯列矯正、ホワイトニングなどが挙げられます。

もちろん、悪くなってしまった状態から、審美的に回復するという希望もあれば、セラミックでも古くなったので新しくしたいという方もいらっしゃいます。

当院の見た目の治療においては、まずその機能性を保った上での審美的な改善をモットーとしています。ですから、削る必要のない天然歯を削ったり、整合性の取れない矯正治療をご希望されても、お受け出来かねることがあります。

歯は臓器です。見た目だけを考えたが故に、その歯や周りの歯の寿命を短くするような施術は、私たちは「治療」として考えていません。機能的かつ見た目に美しい、当院はそんな審美回復を目指しています。

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補綴回復・見た目の改善に関する治療の一例

補綴(詰め物・被せ物)

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詰め物や被せ物を歯科では「補綴」と言います。審美補綴とは古くなった詰め物や被せ物、パラジウムや過去に使用されていたアマルガムなどの銀歯などを白い天然歯に似た被せ物や詰め物に変えていく治療です。 白い詰め物中にも、全体的に金属を(ほぼ)使用していない「オールセラミック」や、歯の裏側はメタル(金属)を使うことで、強度を増す「メタルボンド」などがあります。

ホワイトニング

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歯を白くするホワイトニングという施術です。ホワイトニングの効果は永続的なものではなく、時間の経過とともに効果は失われていくものですが、ビジネスの成功の手段や人生のワンシーンを彩る目的で使われることも多々有ります。 白い歯は対面での印象を大きく左右し、清潔感を与えてくれます。

全体治療

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補綴治療や矯正、インプラント、ホワイトニングなど、あらゆる治療を併せて行うことで、全ての歯を理想の状態に近づける治療のことを指します。 もちろん、人によっては矯正が必要なかったりインプラントがなかったりと治療計画は変わってきますが、全ての場合において機能回復や機能向上も目的とした治療となります。

保険で見た目の治療はできるのか?

よく、前歯は保険が効かないという話を耳にしたこともあるかもしれません。実際は前歯も保険を使った治療は可能です。しかしそれはあくまで最低限の見た目と機能を回復するものです。具体的には前装冠という金属とレジンというプラスティックを素材とした歯になります。もちろんそれで気にならない方はそのままでも結構ですが、やはり見た目的にはどうしても違和感あるのと、経年劣化(年月を経るたびに悪くなってくる)の早さや二次カリエス(治療した部分のむし歯)のリスクは否めません。それらを回避するとなると、オールセラミックやメタルボンドが代替治療となるのですが、こちらは保険を使用しての治療はできません。 日本の健康保険というシステムは誰でも保険料を納めていればある一定の治療を受けられる非常に優れた治療ですが、その反面こと「審美」という側面に関しては苦手としているところでもあります。ですから、むし歯や歯周病の治療であっても、審美回復を主訴・目的とする場合は保険が効かないと考えて頂いた方が良いかもしれません。

保険診療による治療から2年経過した歯

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レジンは材料の性質上、劣化は避けられません。また、着色もしやすく染み付いた汚れは落とすことが困難です。(写真はあくまで一例です。劣化の速度や内容は個人差があります。)

自由診療による治療から2年経過した歯

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2年経過後のセラミックの歯です。劣化しにくく、着色も落とすことができます。(メインテナンスの状態によって経年劣化もあり得ます。状態の維持には個人差があります。)

白い歯にについて

白い歯とむし歯の関係

セラミック

オールセラミッククラウン

ゴールド

ゴールド

CAD/CAM冠

CAD/CAM冠

パラジウム

パラジウム

治療における白い歯とは

皆さんは、「歯の色は?」と聞かれたら何と答えますか?ほとんどの方は「白」と答えるのではないでしょうか。しかし、歯科医院で治療したら「銀色の歯になった」「白だけど他の歯とちょっと違う」など、思っていた歯と違う歯になってしまった方もおられるのではないでしょうか。そのほとんどは、材料や治療法の違いです。歯科の治療には保険診療と自由診療があり、保険診療では決まった材料から選択肢は少ないですが、自由診療では多くの選択肢から機能や見た目を考慮して選ぶことができます。その中でもセラミックという陶器のような素材の歯が皆さんが考える天然の「白い歯」の色に近いものとなります。では、その白い歯には、見た目の他にどのようなメリットがあるのでしょうか?

まずは銀歯について

もちろん銀歯を否定するわけではありません。保険の適応範囲内で治療できる銀歯は、充分な硬さを持ち、機能的に歯の役割を果たしくれる補綴物です。ただし、銀歯に関しては1928年以降、歯科金属アレルギーに関する最初の報告から様々な検証が行われてきました。国内においても以下のような研究・調査が実施されてきており(以下、参考文献※1参照)、歯科金属アレルギーは身体にとって有益にはならず、場合によっては不利益をもたらす存在として無視できないものとなってきています。実際近年では徐々に保険適応の非金属補綴物(CAD&CAM冠)の適応範囲も拡大してきていのはそういった経緯もあるのではないでしょうか。

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※1)本研究の結果,歯科用合金に使用されているNiやPdの陽性率が高く,対応急務であることが示唆された.

※1)健常被験者の約16%に, 金属による感作と考えられるパッチテスト陽性反応がみられたことから, 歯科用金属に対する潜在的な金属アレルギー陽性者がかなりの数いることが推察された.

そのため金属アレルギーの予防をしたいのであれば、生体親和性のあるセラミックやコンポジットレジン(以下CR)といった材料が考えられます。さらにセラミックやCRの良いところは、虫歯の原因菌であるミュータンスレンサ球菌やラクトバチルス菌を定着させにくいといった虫歯の再発防止にも一役かってくれるところにあります。つまり白い歯の効果は見た目だけでなくむし歯予防にもつながるということになります。

むし歯菌と歯の関係

むし歯菌として有名な菌に「ミュータンス菌」というものがあります。この菌は、むし歯の原因菌としてよく知られていますが、ある研究(※2)の結果、むし歯になりやすい人の口の中には、ラクトバチルス菌という菌が多いということがわかりました。つまりこのラクトバチルス菌が多い口の中の歯は、常にむし歯のリスクにさらされているという状況となります。

全て天然歯の方

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右の緑のトレーは唾液検査による結果です。白い点がないということは、菌が少ないということです。う蝕活動性が低い(むし歯になりにくい)ことがわかります。

むし歯の治療をしてこなかった方

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右の緑のトレーに白い点がたくさんあることから、ミュータンス菌もラクトバチルス菌も多いことがわかります。つまりう蝕活動性が高い(他の歯もむし歯になりやすい)ことがわかります。

むし歯になったら治療をする方

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虫歯があったら歯医者に行くといった一般的なケースです。緑のトレーには菌がいることを示す結果となっています。つまり、※2の文献から紐解くむし歯の再発の恐れがあるということになります。

むし歯の再発リスクを下げるには

つまり、むし歯や再発を防ぐには、この菌をコントロールする必要があるということです。セラミックの歯は特に歯垢や歯石が付きにくく歯との接着にも優れているため、虫歯予防に適しているとされています。審美的な目的以外でもメリットの多い治療ですので、ご希望の方は補綴カウンセリングを受診して下さい。

むし歯になったら治療をする方
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銀歯を全てセラミックに変更
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治療の内容:銀歯を除去して二次カリエスを削りセラミックによる補綴にやり変えた。
期間:約4ヶ月(通院回数10回)
費用:セラミックインレー×10歯 計450,000円(税込495,000円)
リスク:二次カリエスが大きい(神経まで達していた)場合には、神経をとる必要があったり、治療後に知覚過敏が生じる場合がある

結果として唾液検査の結果においても、ラクトバチルス菌の大幅な減少も確認できます。つまり、う蝕活動性が低い(むし歯になりにくい)口腔内になったと言えます。

ホワイトスポット・エナメル質形成不全の治療

ホワイトスポット・エナメル質形成不全の治療

エナメル質形成不全とは

一見「初期の虫歯」のような白い斑点が前歯にある方で「治らない」と諦めてしまっている方も多いようです。初期虫歯の場合は、削って詰め物をしたり再石灰化を促すことで目立たなくなることもあります。

ですが、小さな頃からずっとある白い斑点模様のものは「エナメル質形成不全」という症状の可能性が高いです。虫歯とは違い、歯の表面のエナメル質を正しく作れなかった時に現れる模様とも言えます。

もちろん奥歯にも出来ますが、目立ちやすい前歯はご自身で気付きやすく、気になる方も多いです。エナメル形成不全は決して珍しい症状ではなく、2012年の調査では、第一大臼歯と切歯に限局して発症する原因不明のエナメル質形成不全だけでも約11.9%の割合で罹患していることがわかりました(※1)。

しかしながら、エナメル質形成不全であるからといって、特に身体に影響がある訳ではなく、重篤な症状が現れるけではありません。

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※参考文献1)本調査におけるMIH罹患者は209名(罹患率11.9%)であり(表 3)、この結果は諸外国の調査と比べても平均的なものであった。

エナメル質形成不全による影響

  • 歯牙形態(歯の形)が悪くなる場合もあり、審美的(見た目)に気になることがある。
  • エナメル質が弱く、虫歯になりやすい。

エナメル質形成不全には上記の2つのデメリットがあります。特に「見た目」に関しては多くの人がコンプレックスと感じ、治療を望む方も少なくありません。中にはホワイトニングで治ると言われてホワイトニングをしたものの、結局周りが少し白くなっただけで全く治らなかったと相談に来られる方もおられます。

これらには複数の改善方法があり形状や深さによって提案は異なりますが、診察によってよりよい方法が提案できますのでまずはご相談にお越しください。

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エナメル質形成不全の治療法

エナメル質形成不全の治療法は、対処療法(削って治す)であれば2種類あります。白い斑点のところを削り、美しさに特化したコンポジットレジン(歯科用樹脂)で埋めるダイレクトボンディングという方法や、ラミネートベニアという付け爪のような形のセラミックで覆ってしまう方法が一般的です。ラミネートベニアは歯質をほぼ削らずに治療することができるほか、歯の形態や色調なども患者の満足するものに仕上げることができるため、歯に優しい治療といえます。(※2)

形成不全の部位が大きければ、大きく削って被せ物をして治療することもありますが、小さなエナメル質形成不全であればダイレクトボンディングによって1〜2回程度の治療回数で目立たなくすることも可能です。

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参考文献※2)2つめの非介入治療として、コンタクトレンズラミネートベニアが挙げられる。歯質を全く切削せずに正中離開や歯の間隙を補正することができる。

ホワイトスポット(歯の白い斑点)を消す方法

Miペースト

エナメル質形成不全の白い斑点は、石灰化が進んでいない部分が白くなったり、逆に石灰化している部分が溶けて脱灰していることが原因で起こります。それを止める市販の口腔ケア製品として「Miペースト」という物があります。

もちろん、全てのエナメル質形成不全に有効なわけではありませんが、軽度や状態によってMiペーストだけでも白い部分を目立たなくすることがあります。禁忌として、乳製品アレルギーをお持ちの方は使用できませんが、エナメル質形成不全が気になっているのであれば歯を削って治療する前に試してみるという手もあると思います。当院にもMiペーストを物販として扱っております。

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アイコン治療

白い斑点が初期虫歯のホワイトスポットであっても、Icon(アイコン)という薬剤を使用することでほとんど削らず(表層1層のみ削って薬剤を染み込ませやすくします)に治療することができる場合があります。アイコンにも適用はありますが、ホワイトスポットの治療経験の豊富な歯科医師であれば、審査・診断によってある程度治療が可能かどうかを判断できます。

アイコンは特に浅い箇所にできたホワイトスポットに対して有効ですが、治療が難しい場合はダイレクトボンディング・ラミネートベニア等に切り替えるといったご相談も対応可能です。

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アイコンによるホワイトスポット(歯の白い斑点)の治療症例

Before

ホワイトスポット治療前

After

ホワイトスポット治療後

ホワイトスポットのアイコンによる治療

治療の内容:ホワイトスポットの相談に来られた患者様。口腔内写真・レントゲン等の資料を撮影し、ホワイトスポットの表層一層飲みを薄く削ってアイコンを塗布し、目立たなくする。
期間:1週間(2回)
費用:20,000円(税込22,000円)(自由診療)※現在は税込33,000円
リスク:露出した象牙質又はセメント質がある場合、痛みを生じます。アイコンでは治療できないホワイトスポットもあります。

ホワイトスポットの治療費用

アイコン

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  • 30,000円(2歯まで)
    (税込33,000円)
  • 治療期間…2週間
  • 治療回数…2〜3回

ダイレクトボンディング

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  • 30,000円(1歯)
    (税込33,000円)
  • 治療期間…1週間
  • 治療回数…1〜2回

ラミネートベニア

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  • 100,000〜130,000円(1歯)
    (税込110,000円〜143,000円)
  • 治療期間…2週間
  • 治療回数…3回
料金表へ
この記事の編集・責任者は歯科医師の西端 大祐です。

ラミネートベニアの種類と適応

ラミネートベニアで歯を削らずに見た目の改善

ラミネートベニアとは

ラミネートベニアは、前歯部などの見た目が気になる歯の表側(見える側)に貼り付けて応用する薄いセラミックのシェルのことを示し、接着性レジンを用いて歯質に接着させる歯冠修復法で、例えて言うなら歯につけるネイルチップ(付け爪)のようなものです。

天然の歯の切削を最小限に抑え、もしくは削ることなく見た目を改善する治療しますので、歯への侵襲も少なくリスクの低い審美修復・改善が可能です。

付け爪

ラミネートベニア

クラウン(被せ物)の違い

セラミックという素材を使った補綴物で、同じく歯の見た目や形をキレイする方法として、クラウン(被せ物)による治療があります。

ラミネートベニアはクラウン(被せ物)と比較して、歯を削る部分は原則としてエナメル質という歯の表面の組織だけになりますので、削る脂質は0.3〜0.8mmとわずかで、健康な歯質を出来る限り残すことができるという大きなメリットがあります。そのため、処置が簡単で歯の神経にも影響を与えませんし、歯肉の色素沈着もありません。

また、歯の色の改善という点においても、ホワイトニングのように色戻りがないことから、仕上がりの色を長期的に保つことができます。希望する歯の色味を選択していただき、周りの歯をホワイトニングして少し白目の色を選んだり、自然な仕上がりの色にすることが可能です。

ラミネートベニア

クラウン(被せ物)

ラミネートベニアの材質と種類

ラミネートベニアの材質・材料

シェルの材質によって大きく2つに大別されます。

材料 詳細や適応
e-maxラミネートベニア 強度が高く色の透過性も高いため、自然な歯の色味で仕上げることが可能です。
ジルコニアラミネートベニア 強度はe-maxよりもさらに高いですが、e-maxより透過性が低いです。色を透過させないため、変色歯にはジルコニアラミネートベニアをお勧めします。

ラミネートベニアの種類

シェル貼り方によって大きく3つに分かれます。

種類 詳細や適応
フルラミネートベニア 歯の表面全体を覆うようなラミネートベニアです。歯の形や色を整える場合に使用します。
パーシャルラミネートベニア 部分的なラミネートベニアです。空隙(すきっ歯)や歯の欠けなどに適応可能ですが、天然歯との色を合わせる必要があります。
ノンプレップベニア 削らないラミネートベニアです。自身の歯を丸々残せるというメリットの反面、シェルの厚み分歯が大きくため違和感が多少出ることもあります。

ラミネートベニアはこんな治療におすすめ

ラミネートベニアの適応

  • 変色歯(テトラサイクリン歯)
  • 正中離開、空隙歯列(歯と歯に隙間がある)
  • 矮小歯(小さい歯)
  • 先端が欠けた歯
  • 前歯の歯列不正(わずかに位置がずれていたり捻転している歯)
  • 表面に凹凸のある歯
  • 形の不良な歯
  • ホワイトニングでも歯の白さに満足していない

※大きな虫歯がある歯には接着することが難しく適応とは言えません。また、歯ぎしりや噛みしめの癖がある方、切端咬合(噛んだ時に前歯の先端同士があたる噛み合わせ)はラミネートベニアが割れたり剥がれたりするリスクが高いのでお勧めできません。

ラミネートベニアを長持ちさせるために

ラミネートベニアの最大のデメリットをあげるとすれば、脱離する(とれてしまう)ことがあることです。当院ではラミネートベニアを長期的に保存するため、ラバーダム防湿を併用することで歯とセラミックが強く接着するよう努めています。
セラミックと歯は、高温かつ多湿な環境下では接着の強さが大きく低下します。ラバーダム防湿法は、被着面の汚染を防ぐとともに口腔内の温度と湿度を下げて空気中の水分による唾液や水分・血液などの接着阻害因子を防止するためにきわめて有効です。

※1)完成したポーセレンラミネートベニアを口腔内に試適, 調整後接着操作に入るが,理想的にはラバーダム防湿が必要である.

ラミネートベニアの症例

CASE パーシャルラミネートベニア

BEFORE



AFTER



治療の内容:前歯2本のパーシャルラミネートベニアによる空隙歯列の審美改善
期間:約2ヶ月(4回)
費用:【自由診療】パーシャルラミネートベニア(Emaxブロック使用)×2歯 計260,000円(税込286,000円)
リスク:歯の表面を少量ではあるが削る必要があります。
セラミック製のシェルは大変薄いため、強い衝撃により破損・脱離する可能性があります。
セラミックの性質上欠けることがあります。

ラミネートベニアの料金表

種類 説明 料金

ラミネートベニア
歯の表面を薄く削り、薄いセラミックを貼り付ける付け爪のような歯の治療法です。
治療期間…2週間程度、治療回数…3回
100,000円~130,000円
(税込110,000円〜143,000円)
この記事の編集・責任者は歯科医師の梅川 真由子です。

正中離開(すきっ歯)のお悩み

すきっ歯の治療

すきっ歯(正中離開)の治療には一般的な矯正治療の他に4つの選択肢があります

前歯のすきっ歯のことを歯科では正中離開や空隙歯列といいます。正中離開は主に審美(見た目)的なお悩みのため、保険が適用されない自由診療となります。そして、きっちり治療するにはブラケットを使った矯正治療が良いという診断をされた方も少なくないと思います。しかし、「すきっ歯が気になるけど、それ以外は気にならないのに矯正治療は嫌だ」というご意見をよくいただきます。当院では、そんな前歯のすきっ歯のお悩みに対し、以下のような方法をご提案しています。

ダイレクトボンディング

ラミネートベニア

矯正

ダイレクトボンディングによる治療

ダイレクトボンディングによる治療は、プラスチックのような樹脂を歯に貼り付けることで、前歯の隙間を埋める治療です。治療期間が短く、最短1日でもできるというメリットは嬉しいですが、他の治療に比べて外れやすいというデメリットがあります。

例えば結婚式に間に合わせたいなど、治療期間に限りがある場合は「一時的な措置」として付けることは可能ですが、どれだけ持つかはわかりません。

治療前

ダイレクトボンディング

治療の内容 ダイレクトボンディングによる前歯2歯の治療。
期間・回数 1ヶ月・2回(カウンセリング・検査含む)
費用 自由診療:ダイレクトボンディング×2歯 総額 60,000円(税込66,000円)
リスク・副作用
  • 食いしばりが強い場合や咬合力が強い場合は天然歯と同じく割れる場合があります。
  • 補綴が原因となり歯根歯折を起こす可能性があります。
  • 経年の劣化により着色や脱離をすることがあります。

ラミネートベニアによる治療

ラミネートベニアは「付け爪」のように歯に貼り付けるセラミックで、これを歯の隙間に合わせて埋めることですきっ歯の見た目を改善します。セラミックですから、見た目はほとんど天然歯特別がつなかいくらいの仕上がりになります。

元々の葉の形状によって、キレイに形を整えることが難しい場合もありますが、適応する場合はきれいな仕上がりが期待できます。ただし、こちらも永久的な治療ではなく、外れることがあるというリスクと、少しですが天然の歯を削るというデメリットもあります。

治療前

ラミネートベニア

治療の内容 ラミネートベニアによる補綴とオフィスホワイトニングによる治療
期間・回数 3ヶ月・8回(カウンセリング・検査含む)
費用 自由診療:ラミネートベニア✕2歯 総額 260,000円(税込286,000円)
リスク・副作用
  • 食いしばりが強い場合や咬合力が強い場合は天然歯と同じく割れる場合があります。
  • 補綴が原因となり歯根歯折を起こす可能性があります。
  • 経年の劣化により着色や脱離をすることがあります。

マウスピース矯正による治療

歯列に問題がなく、正中離開だけが審美的な障害の場合、インビザラインGoというマウスピース型矯正装置を使った治療が可能です。一般的なブラケットやワイヤーを使った治療のように目立つ装置を着ける必要はなく、取り外しも可能で、期間も数ヶ月(半年程度)で終わることから、3つの中ではデメリットの少ない治療と言えます。

ただし、ご自身で毎日必ず使用していただかなければ歯は動きません。マウスピース矯正装置による矯正の失敗のほとんどは、「しっかりマウスピースを装着しなかった」場合です。矯正ですから、後戻りの可能性はありますが、こちらも後戻り防止用のアライナーを使うことで、ある程度抑制することができます。

治療前

インビザラインGo

治療の内容 マウスピース矯正装置による部分的な矯正治療
期間・回数 6ヶ月・8回(カウンセリング・検査含む)
費用 自由診療:インビザラインGo矯正 総額 400,000円(税込440,000円)
リスク・副作用
  • 1日20時間程度の装着ができなければ歯はうごきません。
  • 治療後は後戻りを防ぐため、リテーナーという後戻り防止装置を装着する必要があります。
  • 重篤な歯周病の場合、矯正治療を行うことで歯が抜けるおそれがあります。
  • 咬み合わせの変化により、顎関節症になる可能性があります。

マウスピースの材料は厚生労働省の認可を得たものですが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

どんな方法が自分に合っているの?

歯科医師と相談してきめましょう

例えば早急(数週間など)に治療が必要ならばダイレクトボンディングしかありませんし、歯を削りたくないのであれば矯正するしかありません。

自分にはどんな治療が適しているのか、迷うなら歯科医師にご相談下さい。どの治療にもメリット・デメリットはありますので、あなたの状況に応じて、最も適していると思うものを一緒に相談して決めていきましょう。

マウスピース矯正装置であれば、iTeroという光学式口腔内スキャナーを使ったシミュレーションも可能です。シミュレーションを見てから、「やっぱり他の方法で」と思うようであればダイレクトボンディングやラミネートベニアを検討するなど、まずはご来院いただければ、そのお悩みに対し、解決に向けてお話することが可能です。見た目のお悩みはコンプレックスですからなかなか人に話すのは難しいかもしれません。勇気を出して、まずはご相談から始めましょう。

この記事の編集・責任者は歯科医師の西端大祐です。

補綴の材料と特徴、適正について

歯の修復物の材料と方法

あなたのお口の中にこんな修復物は入ってませんか?

写真1はアマルガムという、水銀を含む合金の総称です。1818年にフランスの歯科医師L.Regnardが使用したのが初めてと言われています。以前は、簡単で安いという理由で、広く用いられてきましたが、最近ではアマルガム中の水銀によるアレルギーや環境汚染問題がクローズアップされるようになって、日本ではあまり行われなくなってきました。

お口の中にあるアマルガムからは、食事の際の咬合により、微量の水銀が溶け出しています。金属アレルギーのある患者さんにとっては、これがアレルギーの原因になっている例もあります。ただし、アマルガムが原因で、重篤な健康被害が生じるということはほとんどないと言われてはいますので、早急に外す必要はありませんが、お口と体の健康のことを考えるのであれば、リスクは極力無くしていくことが重要です。(※1)

当院では、お口の中に古いアマルガムがあり、経年劣化により適合が悪くなっている場合は、お口と体の健康のためにも撤去とやり変えをご提案することもあります。

写真1:アマルガム

※1)歯科用アマルガムからの水銀曝露による健康影響に関する報告は否定的な報告が多い。しかしながら,より規模の大きな人口集団が低濃度の水銀に曝露されたとき,水銀に対する感受性の高いヒトには影響が出る可能性は排除できないと思われる。

どんな補綴物(詰め物や被せもの)がいいの?

アマルガムにとって変わられてきたのは、金銀パラジウム合金という金属や、コンポジットレジンやセラミックという白い素材です。

パラジウムは強度が高く、保険が適用されることから選択肢として1番に考える方も多い素材です。しかし、見た目や機能を考えた上で、費用というハードルがなければほとんどの人は白い修復物を選びます。現に海外では歯の修復物に銀歯を用いる国は少なく、パラジウムに使われる成分が体に悪影響を与える可能性が高いということで、ドイツやスウェーデンなどは補綴物としての使用を禁止しています。

金属は口腔内にいれるとイオン化するため、体内に吸収される可能性のある素材です。金属アレルギーなどの身体的影響を考えれば、金属ではない修復物を使う方がリスクは低いと考えられます。

また、近年歯科業界では、ミニマルインターベーション(MI)といって「最小限の介入」が適切であるという考えが主流になってきています。例えばむし歯の治療で金属の詰め物をするとなると、むし歯を除去して金属を入れるために歯の形を整える「形成」という処置で更に歯を削る必要があります。コンポジットレジンによる治療はこの形成による歯の切削量を最小限に抑えることが可能ですので、MIの観点からも小さな虫歯に対しては適した治療であると言えます。

アマルガム

           

コンポジットレジン

           

しかし、最終的に大切なのは、患者様にとってのプライオリティ(優先順位)です。費用なのか、見た目なのか、虫歯の再発リスクなのか、患者様が何を大事に考えるかを考慮した上で、歯科医師が適切な情報や治療法をご提案することが大切であると考えます。当院では、カウンセリングにて患者様のご希望をお伺いした上で、職業・予算・こだわりなどを考慮し、適切な治療法をご提案することを心がけています。

むし歯の好発部位とその部位への治療法

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Ⅰ級窩洞
コンポジットレジン適応

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Ⅱ級窩洞
インレー(詰め物)適応

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Ⅲ級窩洞
コンポジットレジン適応

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Ⅳ級窩洞
コンポジットレジン適応

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Ⅴ級窩洞
コンポジットレジン適応

上の図はブラックの窩洞分類という、むし歯の好発部位とその部位への治療法を分類したものです。アマルガムがⅠ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ級窩洞のように詰められている方は、コンポジットレジンでの修復、Ⅱ級窩洞のように詰められている方は、セラミックでの再治療が可能となります。コンポジットレジンは臼歯部の修復の第一選択とされており、適切な治療が施された場合、長期の生存率が期待できるとされています(※2)。虫歯に対するコンポジットレジンを用いた修復は、保険治療でも自由診療でも可能です。見た目を重視する場合は自由診療をご選択頂ければ、時間をかけて審美性を考慮した治療が可能です。お気軽にご相談下さい。

※2)コンポジットレジン修復が実行されるとき、患者・術者・および材料の要因が考慮された場合、後部複合修復の長い生存率が期待できます。

各補綴物の材料と特徴

コンポジットレジン(保険適応可)
コンポジットとは混合という意味で、コンポジットレジンは有機質のレジン(樹脂)と無機質のガラス粉などを混ぜ合わせて作った歯の修復物です。白くて舌触りもなめらかなため、見た目・使用感共に違和感の少ない材料です。過去には強度や経年劣化の問題から敬遠された頃もありました、近年は大幅に改善されていますので、小さな虫歯に対してはよく使われている素材です。ただし、改善されたといっても強度は金属劣り、見た目や清掃性はセラミックにかないません。また、部位によったり食いしばりの強い方の場合は適切な材料とは言えない場合もあります。
パラジウム(保険適応可)
銀を主成分として、金を12%以上、パラジウムを20%以上含んだ合金です。いわゆる銀歯です。金属の中では比較的軽くて上部ですが、見た目は歯の色とはかけ離れています。前歯の場合は表面をレジンで白くした前装冠というものを使います。日本ではメジャーな歯科材料ではありますが、海外では、金属アレルギーのリスクから歯科材料としての使用を禁止している国もあり、国際的にはスタンダードな治療とは言えない材料です。
ハイブリッドレジンブロック(保険適応可)
CAD&CAM冠という保険の白い歯に使う材料です。。見た目は白く、一部保険適用が可能ですが、金属のような耐久力やセラミックほどの審美性はありません。小臼歯や大臼歯のクラウン(被せ物)に条件付きで保険適用可能です。着色や経年劣化に弱く、年を重ねるとともに変色してしまいます。金属冠に比べ装着後短期間での脱離の発生率が高いと言われています。インレー(詰め物)には適応されません。
金合金(自由診療のみ)
金を主成分とした合金です。金歯とも言われます。歯科では硬度の問題から主にK20、K18という合金が使用することが多いです。親和性が高く、柔軟性もあるため対合の歯を傷つけない、2次カリエスになりにくいなどのメリットはあるものの、「金色」という見た目のデメリットはあります。但し、保険は適用されませんのでコストはかかってしまいます。
オールセラミック(自由診療のみ)
陶材でできた歯です。審美性に優れており、親和性も高く、清掃性も良いことからむし歯や歯周病のリスクは他の材料に比べ低いことがわかります。金属アレルギーの心配もありません。技工士の手が加わることとで、天然の歯と区別がつかない程度まで近づけることができます。但し、保険は適用されませんのでコストはかかってしまいます。
Emaxセラミック(自由診療のみ)
二ケイ酸リチウムガラスを主成分とする新しいセラミック素材です。審美性に優れていて、インレー・クラウン・ラミネートベニア等で使用します。通常のセラミックよりも強度が高く、天然歯に近い透明感が特徴です。金属アレルギーの心配もありません。通常のセラミックよりも強度が高く、天然歯に近い透明感が特徴です。汚れや色素も付着しにくく、むし歯や歯周病リスクも低いです。但し、保険は適用されませんのでコストはかかってしまいます。
ジルコニアセラミック(自由診療のみ)
ジルコニア(人工ダイヤモンド)を歯の内側に使用したセラミックです。セラミックの弱点としては、金属ほどの強度はないことですが、ジルコニアを内側に使うことで審美性を保ったまま強度を高める事が可能です。もちろんセラミックの清掃性や透明感はそのまま受け継いでいますので、むし歯や歯周病リスクも他の補綴より低くなります。但し硬度が高いため調整が難しいことと、保険は適用されませんのでコストはかかってしまいます。
実は歯の修復物の適合に重要な印象採得(歯の型取り)

ドロッとしたピンクのペースト状のものをトレーに載せてお口の中で噛むことで歯の方を取る印象採得。「長い」「苦しい」「えずく」「まずい」など、苦手な方も多いのではないでしょうか?しかしこの印象採得は、新しくお口に入る歯の精度が大きく左右される大事な工程なのです。このトレーに盛る印象材の正体は、当院の場合アルジネート+寒天、もしくはシリコン印象材などです。通常、保険診療ではアルジネートを使用することが多いです。

印象材の材料の違いによって何が変わるかというと「歪み」です。歪みが少ない印象材ほど、精度の高い模型を作ることが出来ますが、歪みがなさすぎると、印象材をお口の中から取るときに強い痛みを覚えたり、口腔内を傷つける可能性も考えられます。外して固まった印象材に石膏を流すことで出来た模型を元、補綴物(詰め物や被せ物)はつくられます。つまり、印象採得の精度により補綴物の精度も大きく影響されることになります。

※3)このin vitro試験の制限内で、Lava COSを使用した直接デジタル化は、従来の印象取得および間接デジタル化の手順と比較して統計的に有意に高い精度を示しました。(訳)

※4)このin vitro研究の制限の範囲内で、デジタル印象システムは、従来の印象法と同様の精度で固定補綴修復物の製作を可能にすると言うことができます。(訳)

型取りの必要をしない印象採得「光学印象」

近年、これまで何十年も同じ手法で行われてきた歯の型取りの工程を大きく変える機器が本格的に臨床の現場で使われ始めています。

それはデジタル技術を活用した「光学式印象」です。光学式印象は口腔内を光学式口腔内スキャナーというカメラでぐるっと撮影するだけで、歯や歯肉の形や状態を、3Dデータとして読み込みます。
デジタル印象の精度は年々向上し、現在では従来の印象と同程度の精度があるという研究も多くあります。(※3)(※4)

三宮アップル歯科ではこのデジタル印象を採得出来るスキャナーとしてプライムスキャンiTeroという異なる2種の光学式口腔内スキャナーを導入しています。印象採得も歯科治療と同じくどんどん進化し、用途や治療法によって方法や種類も異なります。三宮アップル歯科ではカウセリングを通じ、患者様の要望や希望に応じたて、印象採得の方法使い分けています。

iTero

           

プライムスキャン

           
当院で使用している印象採得の種類と特徴
印象採得の種類 種別 用途 特徴
アルジネート+寒天 印象材 保険診療 寒天の上からアルジネートで固める方法です。印象材の中では扱いが比較的容易なこともあり、多くの歯の型取りで使用されます。変形しやすいという欠点もありますが、印象後速やか石膏を流すことで寸法変化を抑えることが可能です。
シリコン印象 印象材 自由診療・補綴 固まるとゴムのようになる印象材で、アルジネート+寒天に比べて歪みが少ないため変形しにくく、アルジネート+寒天よりも高い精度の型が取れます。コストが高いため保険適用外での治療のみに使用可能です。
iTero 光学印象 自由診療・矯正 光学式口腔内カメラにより歯の位置や形を計測し、模型ではなくDATA可して歯を作るための印象方法です。iTeroで撮影したDATAに指示を加えてメーカーに送ることで、そのままマウスピース矯正装置を作成することが出来ます。
プライムスキャン 光学印象 自由診療・補綴 光学式口腔内カメラにより歯の位置や形を計測し、模型ではなくDATA可して歯を作るための印象方法で、iTeroよりも早く・精密に計測できる光学印象です。撮影したDATAを歯科技工士に送ることで模型を作らずシリコン印象と同程度の精度で歯を作ることが可能です。
この記事の編集・責任者は歯科医師の梅川 真由子です。
DR梅川

見た目の改善治療の症例集

見た目の回復をする治療

すきっ歯(空隙歯列)のダイレクトボンディング

Before

After

治療の内容 ダイレクトボンディングによる前歯の治療。
期間・回数 1ヶ月・2回(カウンセリング・検査含む)
費用 自由診療:ダイレクトボンディング×2歯 総額 60,000円(税込66,000円)
リスク・副作用
  • 食いしばりが強い場合や咬合力が強い場合は天然歯と同じく割れる場合があります。
  • 補綴が原因となり歯根歯折を起こす可能性があります。
  • 経年の劣化により着色や脱離をすることがあります。

むし歯治療と前歯の回復

Before

After

治療の内容 セラミックインレーとダイレクトボンディングによる治療。
期間・回数 1年・9回(カウンセリング・検査含む)
費用 自由診療:セラミックインレー×2歯+ダイレクトボンディング×2歯 総額 150,000円(税込165,000円)
リスク・副作用
  • 食いしばりが強い場合や咬合力が強い場合は天然歯と同じく割れる場合があります。
  • 補綴が原因となり歯根歯折を起こす可能性があります。
  • 経年の劣化により着色や脱離をすることがあります。

予防のためのメタルフリー治療

Before

After

治療の内容 セラミックインレー・アンレー1歯ずつとコンポジットレジン4歯による補綴治療。
期間・回数 2ヶ月・5回(カウンセリング・検査含む)
費用 自由診療:セラミックアンレー✕1歯+セラミックインレー✕1歯 総額 100,000円(税込110,000円) コンポジットレジン✕4歯 総額 8,000円(税込8,800円)
リスク・副作用
  • 食いしばりが強い場合や咬合力が強い場合は天然歯と同じく割れる場合があります。
  • 補綴が原因となり歯根歯折を起こす可能性があります。
  • 経年の劣化により着色や脱離をすることがあります。

見た目の治療に関するQ&A

見た目の改善治療ついてのよくある質問

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Q.根の治療した歯が黒くなっているのを白くできますか?
A.インターナルブリーチや、クラウン、ラミネートベニアなどの方法を用いることで、歯を白くすることができます。
Q.昔かぶせてもらった歯の付け根が黒くなってきたのですが、治療可能ですか?
A.はい。可能です。歯肉が退縮してくると、古い補綴物の際が黒くなってくることがあります。ニコッと笑っときなど、黒いのが目立ってしまうため、治療を希望される方は少なくありません。ご自身で気になるようになられたら、やりかえ時期かもしれません。
Q.自然な色の詰め物はありますか?
A.コンポジットレジンというプラスチックの材料や、セラミックを用いることで、自然な歯の色や質感に近づけることができます。セラミックの場合は、口腔内のお写真とシェードガイドという歯の見本を一緒に撮影して技工士に送ることで、写真の光量や色味に紛らわされることなく歯の色を技工士へ伝達しています。可能な限り周りの歯と同じ色を再現できるよう、尽力しています。
Q.ホワイトスポットは消せますか?
A.消す方法はいくつかあります。削って詰める方法もあれば、削らずに白い斑点のみを消す方法もあります。白い部分の大きさや濃さによって適応は変わりますが、意外にも白い部分が濃いほど綺麗に消えるとも言われています。お悩みの方はぜひご相談ください。
Q.セラミックの歯に保険は使えますか?
A.残念ながらセラミックの歯による治療において、保険はご利用頂けません。保険で出来る白い歯はCAD&CAM冠というプラスチックに近い材質のものや、前装冠という唇側のみ白いレジン(プラスチックのような材質)で白くした歯などになります。適応には条件がありますので、全ての歯において選択できるものではありません。また、審美性においてもセラミックほど天然の歯のような再現性は高くありませんので、セラミックの歯の代わりにこれらを選ばれても見た目における満足度は低い場合が多いです。
Q.歯のガタガタを被せ物で治せますか?
A.多少の叢生(歯のガタツキ)やすきっ歯などはクラウン(被せ物)やラミネートベニアを使って治療することが可能です。ただし、不正咬合や歯並びに問題がある場合は、矯正治療をお薦めしています。すべての歯を被せ物にして治療するところもありますが、当院ではお薦めしていません。中には、強引に補綴物で治療されるところもあるようですが、強引な補綴による治療は却って不正咬合が進んだり、その結果歯に抜歯になることあるなど、リスクの高い治療です。
この記事の編集・責任者は歯科医師の梅川 真由子です。
DR梅川

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