マウスピースによる歯の予防

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食いしばりや噛み締めから歯を守る

ナイトガードって何のために必要?

天然の歯や治療した歯を自分自身の食いしばりや噛み締めなど、咬合力よって歯質を慢性的に損傷したり、破折という歯のヒビの原因となることがあります。咬合力は過去の実験(※1)において20代男性の場合、臼歯は60〜65kgものストレスがかかっていることがわかっています。更に、後の研究(※2)では、睡眠時の最大咬合力が起きている時の116%もあったという報告があります。つまり、歯には噛む力によって成人男性一人分程度の負担がかかり続けているということです。

また、近年「歯の接触習慣(Tooth Contacting Habit ※以下TCH)」という言葉が使われることが多くなりました。「噛み続け癖」と呼ばれる覚醒時に無意識下で歯が接触することを言います。原因は解明されていませんが、スマホやパソコンが影響するストレスが起因しているのではないかとと言われています。通常、上の歯と下の歯を意識的に噛んでいないときはは、1〜3mmの隙間があると言われています。THCはこの隙間を失った状態で、常に歯に負担を欠けている状態となります。TCHは歯にとっても顎関節にとっても身体にとってもよくありません。その咬合力から歯を守るためにできることの一つが、ナイトガードというマウスピースになります。

※1)対咬合力(平均値)の大きさの順に歯種を列記すれば,第1大臼歯(65.58kg),第2大臼歯(59.93kg)

※2)被験者の覚醒時における最大随意咬合力の111.6%に相当していた

歯ぎしりや噛みしめによって起こる事

1.歯のヒビ・破折

クラックという細いヒビや、破折という歯冠や歯根が割れる症状です。

2.治療した歯や天然歯の破損

治療した修復物が割れてしまったり、天然の歯が欠けることもあります。

3.顎関節が痛くなる

痛みの他、関節音や開口障害などの顎関節症の症状が出ることがあります。

歯にヒビが入ると

歯にヒビが入るとどうなるのでしょうか?

1つ目は知覚過敏が生じます。冷たいものを食べたり飲んだりしたときに歯が「キーン」としみたり痛みを感じたりします。

2つ目はむし歯になりやすくなります。特に歯と歯の間にできるむし歯です。小さい頃は歯と歯が噛み合う面によくむし歯ができます。
これは歯の萌え始めはまだエナメル質が完全に固まっておらず、その溝からむし歯になるのです。しかしながら大人になるとエナメル質が固まるので噛む面のむし歯にはなりにくいのです。そのため、大人になるとむし歯が減ったなぁと感じる人が多くなります。そんなむし歯になりにくい大人になってからでも、むし歯になってしまう原因が歯ぎしりによるヒビなのです。

隣接面カリエス(クラックが原因のむし歯)

レントゲン写真の①のむし歯は、自分で鏡で見てもわかるようなむし歯です。ところが②のむし歯は上に白いものが写っていることから、歯の隣接面や内部にできているむし歯となります。これは本人では見つけるのことが非常に困難なむし歯で、痛みが出て歯医者に行く頃にはかなり大きなむし歯になって、抜髄(歯の神経を抜く処置)を余儀なくすることもあります。

きちんと歯を磨いていて、鏡で歯をチェックしていたのに、「歯医者に検診に行ったらむし歯が見つかった」という経験のある方、原因はこのクラックが原因のむし歯である可能性があります。

むし歯になるのには、むし歯やむし歯菌の有無だけではなく、その量がむし歯全体発生には関与していること(※3)がわかっています。むし歯菌の有無や量、歯のクラックなどを早めに発見するためにも定期検診には通いましょう。

ヒビからくるむし歯を防ぐには

どんなに定期検診に行っていても、自分で歯を磨いていてもむし歯になるということが起こります。それは歯にヒビが入るからです。歯のヒビ、特に歯と歯の間のヒビという所はなかなか歯ブラシが届きませんし、ヒビの中のむし歯菌を自分で取り除くことはまずできません。つまり、ヒビの中は虫歯菌にとって安全な住処になっているということです。

ではどうしたらいいのでしょうか?
歯にヒビを入れてしまう歯ぎしりから歯守る。それができるのが、マウスピース(歯のプロテクター)なのです。定期検診やセルフケアで虫歯菌を減し、マウスピースで歯にヒビが入ることを予防する。この2方向から予防していくことがとても重要と言えます。

マウスピースの費用について

歯ぎしりに対して口腔内装置1〜3の3種類から選択できるようになったのです。簡単に言うと、今までよりも3割程度安価で作製できるマウスピースができたということです。マウスピースをつけることは非常に意義あることです。みなさんも是非この機会に予防歯科始めませんか?

※3)小児プラーク中へのミュータンスレンサ球菌,特にS.mutansの定着量の増加が小児齲蝕発症に繋がる重要な 要因であることが強く示唆された

ご注意

残念ながらマウスピースをしていても、100%歯を守ることはできません。一生に1度しか萌えかわらない歯が生涯キレイなままのはずがありません。背骨が曲がるように、顔にシワができるように、髪の毛が薄くなるように、歯にもヒビが入ります。マウスピースは女性で言う化粧水や乳液のようなものだとわかりやすいかもしれません。毎日積み重ねることで目には見えない効果が現れます。むし歯やヒビ・破折のリスクから歯を守るためにも、マウスピースによる予防をご検討下さい。

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マウスピースによる歯の予防 | 公開日: 2019/05/16 | 更新日: 2019/05/16 | by 三宮アップル歯科

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