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インプラントのデメリットについて

歯が抜けた後の治療法で、最も自分の歯に近い治療法の一つとして挙げられる治療法「インプラント」。歯科医院のホームページなどを見ても良いことばかりが書いてあるにも関わらず、雑誌や新聞、テレビなどの報道ではここ数年「インプラントが鼻から出てきた」「手術で神経を傷つけて麻痺が残った」など、悪いニュースが流れることしばしば。 インプラントは本当に安全な良い治療なのでしょうか? 答えはYESでもありNOでもあります。正確には、しっかりとした検査設備と知識があり、インプラントを専門的に学んだ歯科医師がしっかり治療計画を立てて行う場合はYES、CTなどもなく、知識や経験に乏しい歯科医師がメーカーのセミナーのみを受けて治療計画もなく行う場合はNOといえます。つまりは歯科医院選びが大切ということです。

とはいえ、どんな治療にも言えることですが、いくら歯科医院選びに成功してもインプラントが万能な治療とは限りません。メリットが多分にあるのはもちろんですが、デメリットもあることは忘れてはいけません。 では実際、どんなデメリットがあるのでしょうか。

インプラントのデメリット

◯あくまで人工物である。 インプラントは神からの授かりものではありません。実は歯周病(インプラント周囲炎)には、天然歯よりなりやすいという側面もあります。

◯外科的侵襲がある。 手術によって骨に穴を開けるので当然です。とはいうもののインプラント体の直径は0.5センチ以下、長さ1センチ程度です。天然歯(大臼歯)の歯根の平均的な大きさはインプラント体よりも大きいのです。つまりインプラントの埋入手術よりも歯を抜く抜歯処置の方が侵襲が大きいということです。 そう考えると、歯牙移植(歯の移植)の方が侵襲大きいということがわかります。

◯治療期間が長い。 早くても3ヶ月、複数の歯であれば1年から数年かかることもあります。しかし、ブリッジや義歯と比べれてみると、実は治療回数は変わりません。それどころか条件によっては最短5回で終わるため、ブリッジや義歯よりも回数が少なくなることもあります。インプラントの場合免荷期間(骨とインプラントがくっつくのを待つ期間)があるため、回数は少なくても期間が長くなるだけなのです。

◯医科のCTやMRI撮影時に指摘される場合がある 撮影できないというより、ノイズが入る場合があるという程度です。それよりも実は銀歯の方がもっと影響します。よほどのケースでは指摘されることもあるらしいのですが、専門家は影響ないとの見解を示しています。ちなみにマグネットを使った義歯などは、マグネット部分を外す必要があります。

◯メインテナンスが必要 もちろんインプラントにのみメンテナンスが必要なわけではありません。リスクの差異はあるものの、考え方は天然歯と同じです。厚生労働省の発表によると65歳以上でかかりつけの歯科医院がある方とない方では、3年間で歯周病のリスクの差が10倍もあるそうです。天然歯でもそれだけの歯周病リスクがあるのですから、天然歯に合わせてインプラントもメインテナンスをしていれば、問題は起きにくいと思います。

◯費用が高い 患者さんの一番の問題としては保険が適応されないことですが、これは仕方がないことでもあります。同じチタンを身体の一部として使用する治療としては、医科では人工股関節の手術が保険適応で出来るそうです。実は歯科領域においても、保険の適応されるインプラント治療があります。ただしそれは先天性の病気や事故などにより顎の骨がない場合や回復が見込めない場合のみに適応される「インプラント義歯」という治療です。ですからむし歯や歯周病で失った歯は適応されません。眼科のレーシック手術やコンタクトレンズと同じです。ちなみに統計はありませんがレーシックやコンタクトレンズがあるのに、眼科医にはNOレーシック、NOコンタクトの医師が多いのはご存知でしょうか?それに対して歯を失った歯科医師の欠損補綴においては圧倒的にインプラントをしている人が多いのです。同じように費用のかかる治療であっても、どうして施術側の利用率がここまで違うのでしょうか。体内に入れる人工物の中で圧倒な成功率を誇るインプラント治療は、治療する側も信頼している治療であるということです。

◯失敗することがある これはどんな手術でも同じです。ただし、あってはならないのが知識不足・技術不足・設備不足による歯科医師側の責任による失敗です。逆に考えればCTなどの精密診断機器があり、それを使いこなせる歯科医師が、しっかり学んだ上で滅菌・感染予防の整った医院で治療計画を立て治療を行えば、問題が起こる可能性は極めて低いということです。歯科医師の部分で言えば診断が大切。手術の成功率・治療の予後を考えても優れた治療であることは間違いありません。「インプラントが鼻から出てきた」「手術で神経を傷つけて麻痺が残った」などの問題はこれらができていない歯科医院で起こった一種の事故であると考えられます。通常、きちんと診断を行っていればそのようなことが起こることはほとんどありません。インプラントにおける失敗と呼ばれるものは「正着(くっつかなかった)しなかった」「取れた」程度のものが数%ある程度です(喫煙者に多いです)。また、咬み合わせの勉強をせずに行った歯科医師のために、咬み合わせに違和感が出ることもありますが、これも診断と治療計画、技工士との連携にて解消できる問題です。

「インプラントのデメリット」まとめ

インプラントには「虫歯にならない」「他の歯の寿命を縮めない」「歯槽骨の保存ができる」「違和感少ない」など、失った歯の代替えとしては魅力的な側面が多数あります。その反面上記のようなデメリットがあることも治療を決断する前に理解しておく必要があります。とは言え、理解したからといって、患者側から出来ることは2つしかありません。1つは「インプラント治療を検討する」1つは「治療する歯科医院を選ぶ」の2つです。(タバコをやめるなどの予防的行為ももちろん出来ることには含まれます)しっかり診断、しっかり治療をしてくれる医院を選び、より良い治療を選択して下さい。



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