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歯が抜けた後の治療法として古くからある治療法として「入れ歯」による治療があります。治療種上では「部分床義歯」や「総義歯」など、「義歯(ぎし)」と呼ばれる場合が多いですが、本来は被せ物やインプラントも含めて抜けたり欠けたりしたものを補うものの総称として「義歯」と呼ばれます。 ただ、一般的な歯科治療の現場においては、義歯=入れ歯を指すことが多く、特に有床義歯や部分義歯を「入れ歯」と呼ぶことが多くなっています。明確な決まりはありませんが、当院での分類としてはご自身で取り外しができる(可撤性義歯)ものを、入れ歯と分類して「義歯」と称しています。
ただし中には「入れ歯」と言われることにコンプレックスを感じておられる方は少なくありませんので、通常は「義歯」、わかりづらい場合など患者様に応じて「入れ歯」と呼ぶようにしています。治療の説明の際は写真付きの資料や模型などを用いますのでご安心下さい。
上顎(うえあご)に装着する義歯です。
下顎(したあご)に装着する義歯です。
部分的に抜けてしまった歯に装着する義歯です。
すべての歯が抜けてしまった方が装着する義歯です。
歯を失った後の治療法として大きく分けると「義歯・入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」。各々特徴やメリット・デメリットがありますが、その中で最もリーズナブル且つ短い治療期間で出来るのが義歯・入れ歯です。
中にはインプラントやブリッジが出来ないから「入れ歯」という選択肢を選ばられる方もおられますが、患者様によっては入れ歯が適している場合もあります。ご自身の健康や現在のお口の状態をしっかり把握し、ご自身にあった義歯・入れ歯の選択をして頂くことが、残りの歯にとっても毎日の生活においても重要です。
また、歯周病が進行してしまって骨が残っていない方、身体の疾患(糖尿病などで手術を伴う治療が出来ない)をお持ちの方などは、義歯による治療が適している場合もあります。まずはカウンセリングでお話を聞いてからご自身に合った治療を検討して下さい。
無歯顎(歯がない)の高齢者に対して、義歯を装着することによって,認知機能や記憶に関与する脳活動を上昇させ、機能を維持できる可能性が示唆されています(※1)。つまり、義歯をつけることによって、アルツハイマー病等を予防することができる可能性がわかったのです。
参考文献
図は義歯使用者と不使用者の生存率を比べたグラフです。義歯使用群は約8年後も8割の人が生存していましたが、義歯不使用群では生存率が5割以下でした。このことからもわかりますが、歯を失った後に義歯を使うのと使わないのでは、生存そのものにかかってくるということです。義歯が必要な方は、しっかり装着することが大切です。
義歯(入れ歯)を初めて使用される場合、残念ながらほとんどの方が違和感を感じてしまう治療です。その為多くの方が義歯(入れ歯)を作ったにも関わらず、「必要がない」からと、自己判断で使用を中止されてしまわれます。しかし、入れ歯は天然歯の代わりに食べ物を噛み砕くだけでなく、歯ぐきの下の骨(歯槽骨)や周りの歯を衰えさせないためにも必要な人工臓器です。「違和感を感じる」「取り外しが恥ずかしい」と思われる方も、下の注意点に従って正しくご使用されるようお願いします。義歯(入れ歯)はあなたの身体の一部です。
入れ歯が気になる、滑舌がうまくいかずしゃべりづらい・・・。最初は辛いと思います。でも、まずは義歯になれるように努力しましょう。歯ぐきがただれたら、入れ歯を外して歯ぐきを休ませて下さい。
義歯(入れ歯)は菌がたくさん居るお口の中で使用しているものです。ですからこまめに洗浄し、常に入れ歯は清潔にして下さい。不潔な義歯(入れ歯)は口臭や口内のただれの原因となります。歯ブラシでしっかり洗浄しましょう。 義歯を清潔に扱わないと、むし歯や口内炎になるだけでなく、全身にも影響が波及してしまい、誤嚥性肺炎や、最悪の場合歯肉ガンをはじめとするガンにも関与してくるとも報告されています。。
参考文献※1)
義歯(入れ歯)は乾燥に弱いものです。乾燥してしまうと、ネジレやゆがみが起きやすくなり、あっという間にお口にあわなくなってしまうことも。外している間は、水の中にて保管するよう注意しましょう。(ふたのついたタッパ等が便利です)
ちょっとだけ合わないからと、ご自身で調整しないで下さい。義歯(入れ歯)が合わなくなってしまいます。面倒でも歯科医院で調整するようにしましょう。入れ歯を合わすためには歯ぐきの状態に応じたプロによる調整が必要です。
歯を抜いた部分は6ヶ月ほど歯ぐきがやせ続けます。ですから最初は段階的な治療が必要です。また、入れ歯は、歯ぐきがやせるためガタついてきますので、半年・1年と定期的に調整が必要となります。
三宮アップル歯科
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