アップル歯科の得意な治療のひとつが歯列矯正です。
歯列矯正というと、「子どもがするもの」とか「治療期間が長い」とか「装置の違和感がありそう」などのイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。そしてほとんどの方が必要のないものだと思われておられると思います。
しかし厚生労働省が行っている歯科疾患実態調査によると、平成11年度:叢生なしの人277名、叢生ありの人が241名・平成17年度:叢生なしが148名、叢生ありの人が98名、平成23年度:叢生なしの人117名、叢生ありの人が98名と、毎回40%以上の人に叢生が認められているのです。
叢生とは歯がガタガタに並んでいる状態。「見た目さえ気にしなければ別に良い」と思われる方もいらっしゃいますが、実は見た目だけではありません。
不正咬合の状態では身体的・心理的・社会的領域へ影響を与えるという論文(※1)があり、矯正治療にて不正咬合が改善されれば、QOL(個人の人生の充実)が上昇すると言えます。
さらには、社会的に他人から見た好感度、社会的な容認、聡明さに影響を与えるとの文献もあります(※2)。
これらのことから矯正治療は単なる不正咬合の治療という範疇を超えて、その方の人生にも関わってくる治療だと思われます。
もちろん本来の目的でもある不正咬合は正常咬合に対して、咀嚼能力、能率が低下する(※3)ということもありますので、やはり矯正治療は少しでも気になるのであればやった方がよい治療であると学術的には読み解くことができます。
参考文献
※1.The impact of malocclusion/orthodontic treatment need on the quality of life. A systematic review. Angle Orthod, 79:585-591, 2009. ※2.Zhang M, McGrath C, Hägg U. The impact of malocclusion and its treatment on quality of life: a literature review. Int J Paediatr Dent, 16:381-387, 2006. ※3.Magalhães IB, Pereira LJ, Marques LS, Gameiro GH. The influence of malocclusion on masticatory performance. A systematic review. Angle Orthod, 80:981-987, 2010.
そしてそれらは見た目でわかる叢生のみではありません。前歯が出ている上顎前突や受け口の下顎前突、八重歯も叢生と呼ばれる不正咬合、前歯で噛めない開咬などもあります。 これらは全て上記のリスクや咬み合せの危険性を持った歯並びなのです。 歯並びを治すことは、見た目の問題のためではありません。将来健康で壊れにくい口腔内の環境を作ることが第一なのです。そこにおまけで見た目がついてくると言っても過言ではありません。 三宮アップル歯科では、「矯正が必要である」と判断した場合、患者様を主訴を問わず矯正治療を選択肢に含むことがあります。 もちろん決めるのは患者様自身ですが、もし、ご自身の歯を長く健康に保ち、心身の健康の礎としたのいのなら、これから長い人生を支えるための歯のことです。ぜひ一度ご提案内容をご検討下さい。
当院の矯正治療は当院矯正医 柴田美佳先生(日本矯正歯科学会認定医)、元町の矯正歯科「アキラ矯正歯科クリニック」楊浩彰先生(日本矯正歯科学会認定医)との連携を行った治療となります。 矯正の一番のポイントは最初の診断と治療計画です。この2つを矯正医を交えて診断・検討していきます。矯正専門医院との違いは、総合的な診断ができること。 例えば矯正治療と審美補綴(キレイな被せ物や詰め物に変える治療)や、インプラントを絡めた矯正治療、矯正治療中の歯の管理なども可能となることです。 その上、ブレーンとして矯正医の目が入っていますので矯正のプロと一般歯科医の両方の目から見たご提案できるのです。「どこで歯並びを治せば良いのか」「自分は歯並びの治療が必要なのか」とお考えなら、まずはご相談だけでも結構ですのでお越しください。
小児矯正には混合歯列期(乳歯と永久歯が混ざった状態の時期)に行うⅠ期治療と永久歯が生え揃った後に行うⅡ期治療があります。
Ⅰ期治療は顎を拡大する「歯列育形成」という治療法で、この方法は抜歯を必要とせず、顎を拡げることで歯を並べるスペースを作ってあげる矯正です。整形手術以外で骨格を変える事のできる数少ない治療法です。
Ⅱ期治療はマルチブラケット装置という装置にワイヤーを通して歯を引っ張ってキレイに並べる方法です。当院ではお子様の不正歯列に対して、Ⅰ期治療から積極的に治療を行う方針でお子様の矯正に取り組んでいます。
※Ⅰ期治療が終了した後も成人矯正が必要な場合もあります。
※Ⅰ期治療を行っても、必ずしも抜歯矯正を免れるわけではありません。
Buck Lmら 2016の論文によると上顎の拡大による鼻呼吸への改善が認められています。これらは口呼吸による虫歯や歯周病にも役立ちますので、お子様の歯並びが気になる場合は是非ご相談ください。
歯列矯正治療にはう蝕感染率の上昇・装置による痛みや口内炎・治療期間の延長・外科矯正のリスク・顎関節症のリスク・抜歯のリスク・歯根吸収・歯肉退縮・歯の後戻り・歯の失活歯の失活金属アレルギーなどのリスクが考えられます。詳細は下記歯列矯正をご覧ください。
種類 | 説明 | 料金 |
![]() 診断料 |
装置よって費用は異なります。右記費用に1〜2ヶ月に1度の調整日に別途調整日がかかります。(1回5,000円+税) 治療期間…2〜3年、治療回数…24〜36回 |
両顎600,000~1,400,000円+税 平均治療費65万円+税 |
ガタガタの歯並びの不正咬合です。 八重歯もこの不正咬合に含まれます。叢生は見た目的に審美的コンプレックスにつながるため治療を希望される方も多いですが、実は恐ろしいのはその前後する歯並びからくる清掃性の悪さです。 歯ブラシが届かなかったり、歯垢や歯石ができやすいため口腔内の環境が悪くなりやすく、将来的に歯を失う原因となることもある歯並びです。
上あごの歯が下あごの歯よりも標準値以上に前に出ている状態です。多くの場合は前歯の突出を伴い、出っ歯とも呼ばれます。 上顎前突の原因は、遺伝・習癖(くせ)・あごの大きさなど様々な要因が考えられます。 上顎前突の場合、口呼吸になりがちで脳に酸素が回りにくかったり、口腔内が乾きやすく菌が繁殖したり、さらには口が閉じきらないために唾液が飛びやすくなることもあります。
下あごの歯が上あごの歯よりも標準よりが上あごの歯よりも前に出ている不正咬合で、受け口やしゃくれ、反対咬合とも呼ばれます。 主に遺伝的なものや習癖(くせ)が多く、歳を取るにつれコンプレックスも大きくなり、心身に及ぶ影響も多くなります。 あごが前に出ている状態のため咀嚼(食事を噛み砕く行為)や滑舌に問題が出ることも多いほかむし歯や歯周病にもなりやい咬み合わせです。外科手術が必要な場合もあります。
上あごの歯も下あごの歯も前に突出した不正咬合です。主に習癖(くせ)や遺伝・骨格の問題からなる咬み合わせです。上下とも歯が突出しているため口が閉じられず、ドライマウスになりやすいため口臭や歯周病・むし歯にの罹患率も高くなります。また、その形状上不慮の事故等で損傷することも多く、前歯が折れたり唇を切ったりする外傷の危険性も高くなります。
前歯が閉じず、奥歯でのみ噛んでいる不正咬合です。奥歯でしか噛めないため、奥歯への負担が大きく、様々な問題を引き起こします。咀嚼(食事を噛み砕く行為)においては麺類や海苔などを噛みちぎれなかったり、外見においては常にポカンと口を開けているような表情になるためコンプレックスにもなり兼ねます。治療も難しい咬み合わせで、外科手術を必要とする場合もあります。
本来上にあるべき上の歯の一部が下になっていたり、下にあるべき歯が上になっているなど、互い違いになっている不正咬合です。 すれ違い咬合やクロスバイトとも呼ばれています。中には歯のズレから顔面に歪みが出ることもあり、コンプレックスになることもあります。咀嚼(食事を噛み砕く行為)にも影響するため、胃腸への負担も大きくなる他、凹凸があるためブラッシングが難しく、むし歯・歯周病リスクも高くなります。
矯正装置というと「銀色のキラキラしたもの」を想像し、嫌がられる方も少なくありません。しかし現在では見えにくいもの、正面からではまるで見えないもの、取り外しが可能なものなど、様々な矯正装置がでいています。また、矯正の診断は日本矯正歯科学会の認定医と連携を取って行いますので、矯正医の診断と、一般歯科の予防・治療を織り交ぜた治療が可能です。他にも、インプラントや補綴(詰め物や被せ物)を絡めた、矯正治療を含むフルマウス治療も可能ですので、お気軽にご相談下さい。。
もっともポピュラーな矯正装置です。一昔前までは歯につける装置のところが銀色のものが主流でしたので、それが嫌で矯正を嫌がる方もおられましたが、現在では透明で目立ちにくいものやカラフルなものまで多様な種類ものが出ています。
歯の裏側にブラケットという矯正装置をつける方法で、いずれもオーダーメイドの矯正装置となります。見えない矯正装置とも呼ばれ、見た目の印象を変えることなく付けれる矯正装置です。ただし、裏側にブラケットがあることによって滑舌に問題が生じることもあります。そのため上あごのみ裏側につけるコンビネーション矯正などのオプションもあります。
ほぼ透明のマウスピースを使う矯正です。歯の動きによって少しずつマウスピースを変えることで歯を並べていきます。取り外しができるので普段通りに歯のお手入れが可能で、むし歯や歯周病を予防しながら矯正治療が可能です。ワイヤーやブラケットがないので違和感も少なく、透明で目立たちにくい矯正装置です。但し自身でのコントロールが必要で、しっかり管理できなければ一向に歯は動きません。適応は一部限られます。
矯正を検討されている方の多くの障壁となるのが、矯正装置の見た目の問題。近年では透明の装置やワイヤーなども出てきて、一般的なマルチブラケット装置でも目立ちにくくはなってきました。しかし、歯の表側に装置やワイヤーを着けると結局の所矯正装置が見えてしまうのは致し方ありません。そのため、接客業や人前に立つお仕事の方からすると、ほんの数年といえども矯正に踏み切れないという方も多くおられます。
当院がそんな方にご提案するのが「マウスピース型」の矯正装置です。このマウスピース型の矯正装置は、透明で目立ちにくく、ワイヤーも使いません。いざというときには取り外しも可能なため、矯正用のマルチブラケット装置の見た目に難色がある方にも「目立たない」「ほとんど気づかれない」と喜ばれている装置です。
当院のマウスピース型矯正装置は実績からアライン・テクノロジー社のインビザラインシステムを利用しています。
以下で説明するマウスピース型矯正装置はインビザラインシステムを前提とした説明になります。
当院でのマウスピース型矯正装置は「インビザライン」というアメリカ生まれの矯正システムです。マウスピースは透明で薄く、目立ちにくく気づかれにくい仕様です。 矯正装置の見た目が気になる人も始めやすい矯正です。「目立ちにくい」という点では、歯の裏側につける舌側矯正と比較されることもありますが、裏側矯正の場合舌にマルチブラケット装置が当たるため、発音に支障が出る場合があります。 マウスピース型矯正装置も着用中は歯の隙間から空気が抜けないため多少発音に影響は出ることもありますが、数日で慣れ、影響のない程度の滑舌になることがほとんどです。
従来のマルチブラケット装置はブラケットという器具を歯に付けて、そこにワイヤーを通して引っ張ることで歯を動かしてきました。このマウスピース型矯正装置は一般的なブラケット矯正で使用するワイヤーを使用しません。そのためワイヤーで引っ張られる痛みが生じることが人によっては苦痛となっていましたが、マウスピース型矯正装置はこのワイヤー自体がありませんので、ワイヤーを使う矯正に比べて痛みが少ないことも特徴の一つです。
ブラケットを使う矯正は、その複雑な形状からブラッシングが難しく、歯のお手入れが大変になることも患者さんを悩ます一つの要因となります。マウスピース型矯正装置は取り外しが可能な矯正ですから、歯磨き時は通常と同じブラッシング方法でお手入れが可能です。ただし、ブラッシングの後は歯にマウスピースをかぶせてしまいますので、磨き残しや汚れが付着していると、むし歯等の原因となります。歯科医師や歯科衛生士の指示に従い、正しいブラッシング方法を身に着けて下さい。
インビザラインのマウスピースを作る工程の前に、クリンチェックというシミュレーション画像を見ていただきます。このクリンチェックは、歯がどのようにして動くかをご自身の目で確認いただける3Dシミュレーションです。何枚のマウスピースでどのように変わっていくのか、おおよその目処が分かるため、治療後の自身の歯並びを確認出来るシステムです。
通常のマルチブラケット装置の場合、通院回数はおよそ1〜2ヶ月に1回。歯の動きが安定するまではほぼ毎月歯科医師による調整が必要で、その都度調整費(5,000円+税)が必要です。それに対しマウスピース型矯正装置の場合、通院回数は2〜3ヶ月に1回、調整費も施術が必要な場合(アタッチメントを着ける等)のみの請求(3,000〜5,000円+税)となるため、負担の少ない治療と言えます。
20時間以上を目指しましょう。1日の装着時間が17時間を下回ると次回のマウスピースが合わなくなります。マウスピースが合わなくなった場合は、再度印象(型取り)を行い、新しいピースが到着するまでの間治療は停滞してしまいます。
食事の際は、マウスピースを外してお召し上がり下さい。お食事が終わりましたら歯を磨いて、再びマウスピースを装着して頂きます。完食時もマウスピースは外します。お飲み物はお水やお茶程度であれば着けたままお飲み頂けますが、糖分が含まれているものを飲まれる際はピースを外して飲んでいただくことをお薦めいたします。
マウスピースは2週間使用すれば次のものをご使用下さい。一つのマウスピースで動く距離は0.25mmですので、1回2週間の利用で0.25mmずつ動く計算で全てのマウスピースが作られていきます。 マウスピースが破れた場合や穴があいた場合などは、担当の歯科医師の指示を仰いで下さい。
STEP1
まずは相談にお越しください。最初に矯正に必要なパノラマレントゲン・セファロなどの資料を撮り、それを診ながら歯科医師が診断していきます。
STEP2
日本矯正歯科学会認定医のDR柴田による矯正相談です。実際にマウスピース型矯正装置の説明やメリット・デメリットを確認し、同意を得た上で矯正を始めます。
STEP3
マウスピースを作るための型取りです。あとはアメリカから患者様ごとのシミュレーション画像が送られてくるのをしばらくお待ちいただきます。
STEP4
歯科医師とシミュレーション画像をご確認いただきます。問題がなければその時点からマウスピースの作成に入ります。クリンチェックでOKを出して2ヶ月程度でマウスピースが届きます。
種類 | 説明 | 料金 |
---|---|---|
![]() マウスピース型矯正装置 インビザライン |
マウスピースの必要枚数によって費用は異なります。必要枚数は、現在の歯並びによって決まります。 治療期間…2〜3年、治療回数…10〜15回 |
両顎800,000〜1,000,000円+税 |
全体的には並ぶを治療すると期間や費用がかかってしまう全体矯正に対し、軽い捻転(ねじれた生えた歯)や前歯の多少の重なりや隙間、軽度の八重歯などの叢生などの場合、数本だけ歯並びを変える矯正治療のことを部分矯正と言います。部分矯正は適応が限られていますが、通常の矯正に比べて期間も短く、費用も抑えることが出来ます。
当院のマウスピース型矯正装置による部分矯正はアライン・テクノロジー社のiGo(アイゴー)システムを利用しています。
以下で説明するマウスピース型部分矯正はiGoシステムを前提とした説明になります。
マウスピース型の矯正装置は、目立ちにくく・痛みが少ない・手入れが簡単・歯の動きがシミュレーションで見られる・ワイヤー矯正に比べて来院回数が少ないなどのメリットがあります。しかしながら、矯正に関する文献の中には、マウスピース型矯正装置は従来型のワイヤー矯正よりも「治療結果がよくなかった(※1)」や「マウスピース型矯正装置の方が矯正後の後戻りが多く生じた(※2)」など、ネガティブなものが多く診られます。しかし、これは今日までの矯正治療のほとんどが、ワイヤー矯正がスタンダードに行われてきたためで、歴史が浅いマウスピース型矯正装置は、これから評価されていく治療法です。現に、軽度〜中等度の非抜歯矯正においてはマウスピースにる矯正はブラッケット矯正と比べても。有意差は認められなくなってきているという文献もあります(※3)
マウスピース型の部分矯正をお薦めする場合のある咬み合わせは、骨格的な問題がなく、動かしたくない歯を動かさず、必要な歯だけ動かすことで治療が可能な審美改善を目的とした治療が当てはまります。前歯のちょっとの歪み・隙間が気になる方で、臼歯の咬み合わせに問題がなければ、目立たず痛みも少ないマウスピース部分矯正により、少ないストレスで歯並びの改善が可能となります。また、一度矯正治療をされた方で後戻りをしてしまった方にも適応可能なケースが多い治療法です。
自分の歯並びがマウスピース型の矯正装置で改善できるのか、他の矯正装置が必要なのか、シミュレーションで難易度を確認することが出来ます。もちろんそれ以前に、部分矯正による治療が適切なのか、全体矯正が必要なのかも簡単な検査でお話することが可能です。気になる方はお気軽にご相談下さい。
当院が部分矯正で使用するiGoシステムという装置は、ほぼ透明で目立ちにくい装置です。歯全体を覆うため、歯の隙間から空気が抜けず最初は発音に影響が出る方もおられますが、全く気づかれないという方もおられます。人前に出る仕事やお話する仕事、矯正治療をしていることを人に気づかれたくない人に喜ばれている矯正装置です。
ワイヤー矯正のように、一度着けてしまえば簡単には外せない装置ではなく、いつでも取り外しが可能な装置ですから、比較的に気軽にスタートできる矯正治療です。1日20時間以上の装着が必要ですが、数時間でも外せるのと外せないのは大きな違いがあります。結婚式や人前に出る機会がある場合でも、目立たないことと取り外しが可能なことで、治療をしていても気にすることはありません。また、費用も全体矯正に比べれば抑えることが出来ます。
通常のワイヤー矯正の場合、マルチブラケット装置という複雑な形をした装置を歯に貼り付ける必要があります。年々装置は良くなっているものの、歯に複雑な形の突起物がつくということは、歯垢や食べかすがたまりやすく、ブラッシングも難しくなります。そのため、矯正治療中は特にむし歯になりやすくなり、せっかく歯並びを治療しても、たくさんのむし歯を作ってしまう方もおられます。その点においてもマウスピース型の装置の場合、食事のたびに取り外して清掃ができるので、清潔な状態を保つことが可能です。
1日20時間〜22時間の装着が必要です。17時間を切ると計画通りに歯が動かず、次のマウスピースが合わなくなります。(要再作成※期間内は費用はかかりませんが期間は伸びます)
iGoシステムは取り外し可能な装置です。食事の際は外してお召し上がり下さい。食事後は歯磨きをしてから装置を装着して下さい。磨き残しはむし歯の原因となります。
歯科医師の指示に従って、1〜2週間毎に装置を交換して下さい。自身の判断で早くしたり、長く使うと、計画通り歯が動かないことがあります。歯科医師の指示通り交換して下さい。
種類 | 説明 | 料金 |
---|---|---|
![]() マウスピース部分矯正 iGo |
マウスピースの必要枚数によって費用は異なります。必要枚数は、現在の歯並びによって決まります。 治療期間…半年〜1年、治療回数…5〜10回(通院) |
片顎400,000円~500,000円+税 |
平成28年の歯科疾患実態調査(厚生労働省)によると、12歳〜20歳の咬合状況において26%の方に叢生(歯がデコボコしたり、重なりあって生えてしまう状態)が見られるという調査結果(※1)がでていました。つまり、4人に1人以上が歯並びに問題が有り、矯正治療を検討する必要のある方がいるということになります。歯並びは大人になるほどコンプレックスが大きくなることも多く、成人してから歯並び矯正を始める方も少なくありません。それと同時に大人になると気になるのが装置の見栄えや仕事・学校影響です。それにはやはり「装置が目立つ」「期間が長い」「治療後にどう変わるかがわからない」などが理由としてあげられます。
※1)叢生のある者は約26%、歯列に空隙のある者は約10%であった。
アップル歯科では、そんな歯並びにコンプレックスをお持ちの方に対し、「歯並びシミュレーション」を行っております。これは口腔内スキャナー(iTero)を利用し、光学印象(歯型をとらずにカメラによって歯の形をDATA化)を撮ることで、これまでのDATAベースから、おおよそどれぐらいの期間でどのような歯並びになるのかを予測し、シミュレートしていきます。
わずか15分で撮影可能ですので、時間が空いていましたら治療や予防の合間で撮影可能です。もちろん誰しもがシミュレーション通りに歯が動くわけではありませんが、多くの場合においては矯正医や補綴医が入ることで、シミュレーション以上にキレイに治療することも可能です。
主にマウスピース矯正を目的とした口腔内スキャナーですので、矯正装置はマウスピース型矯正装置(インビザライン・インビザラインGo)でのシミュレーションにはなりますが、あなたの歯がどの程度、どんな感じで動くのか、目で見て確認してから矯正をするかどうか決めることができます。歯並びでお悩みでしたらお気軽にご相談下さい。
こんな方にお薦め
この歯並びシミュレーションは矯正治療のシミュレーションだけではなく、歯の形や歯石のたまり方、咬合面(歯が噛み合っている面)などの確認などもできる口腔内スキャナーです。そのため、歯並びの治療以外にもこれらのDATAは役立てることが可能です。矯正治療を始めるには、この歯並びシミュレーション以外に、パノラマレントゲンやセファログラム、CT診断画像も必要となります。それらの検査に合せて行うか、治療の空き時間を利用して撮影しますので、特別に費用を頂いておりません。矯正したらどうなるのか、治療はするかどうかわからないけど見てみたいという方も、お気軽にスタッフまでお声掛け下さい。※保険治療との併用はできません。
スキャナーで口腔内を撮影
約10〜15分程度でスキャン可能
矯正シミュレーション
撮影後すぐに予測画像が見れます
興味が出れば矯正相談
矯正カウンセリングを受診いただきます
マウスピース矯正装置作成
撮影DATAを利用して作成開始します
歯並びシミュレーションをご希望の方は、お気軽にスタッフにお問い合わせ下さい。新規の患者様の場合、初診時の検査時に併せて撮影することも可能です。(治療内容や時間の都合により当日撮れない場合もございます)
当院のマウスピース型矯正装置は実績からアライン・テクノロジー社のインビザラインシステムを利用しています。
以下で説明するマウスピース型矯正装置はインビザラインシステムを前提とした説明になります。
種類 | 説明 | 料金 |
---|---|---|
![]() 精密検査料 |
パノラマレントゲン・セファロレントゲン・顔面写真・口腔内写真・咬合模型・光学印象等、歯列矯正に必要な診断資料を採取します。 | 30,000円+税 ※矯正治療費に含まれます |
![]() マウスピース型矯正装置 インビザライン |
透明のワイヤーのないマウスピース型の装置を使用し、歯を動かします。マウスピースの枚数により費用は異なります。 マウスピースの材料は厚生労働省の認可を得たものですが、インビザライン・iGOは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。 治療期間…2〜3年、治療回数…10〜15回 |
片顎800,000〜1,000,000円+税 ※精密検査料30,000円含む ※マウスピース型矯正装置は調整料のいらないトータルフィーです。 |
![]() マルチブラケット装置 |
一般的なマルチブラケット装置という装置を使った矯正です。ブラケットには様々な種類があり、種類ごとに費用が加算されていきます。 治療期間…2〜3年、治療回数…24〜36回 |
片顎300,000円+税 両顎600,000~700,000円+税 ※精密検査料30,000円含む |
![]() メタルブラケット |
金属のマルチブラケット装置を使用する歯列矯正です。少し前までは最もポピュラーなマルチブラケット装置でしたが、金属が目立つデメリットがあり、使用者は減少傾向にあります。 治療期間…2〜3年、治療回数…24〜36回 |
600,000円+税 ※精密検査料30,000円含む |
![]() クリアブラケット |
クリアブラケットという透明のマルチブラケット装置を使用する歯列矯正です。透明なで目立ちにくく、アップル歯科ではポピュラーな矯正です。 治療期間…2〜3年、治療回数…24〜36回 |
①調整料都度払い…650,000円+税 ②トータルフィー…800,000円+税 ※①②選択可 ※精密検査料30,000円含む |
![]() MTM(部分矯正) |
1本~数本だけを動かす矯正です。適応には限りがあります。 治療期間…4〜6ヶ月、治療回数…5〜6回 |
100,000円~500,000円+税 |
![]() マウスピース型矯正装置(iGO) |
iGOシステムというマウスピース矯正による部分矯正です。1番目〜5番目までの歯を動かして歯を並べます。 マウスピースの材料は厚生労働省の認可を得たものですが、インビザライン・iGOは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。 治療期間…5ヶ月、治療回数…5〜6回 |
400,000円~500,000円+税 ※マウスピース型矯正装置は調整料のいらないトータルフィーです。 |
![]() 舌側矯正 |
歯の舌側に着けるオーダーメイドのブラケットです。目立ちにくい装置ですが、滑舌に多少影響します。 治療期間…2〜3年、治療回数…24〜36回 |
(両顎)1,400,000 円+税 (コンビネーション)1,100,000 円+税 |
難加算 | 歯の移動が難しい場合、治療が難しい咬み合わせの場合には加算があります。 | 100,000円~300,000円+税 |
![]() 挺出 |
矯正の機能を使い、歯の根を少し引っ張り出す方法です。 | 50,000円+税 |
![]() 歯列矯正用咬合誘導装置 ムーシールド |
小さなお子様うちに修正を試みる反対咬合の早期治療です。 治療期間…3〜8ヶ月、治療回数…4〜10回 |
1装置80,000円+税 |
![]() 調整料 |
来院ごとの矯正の調整の費用です。通常月に1〜2回程度です。(インビザラインの場合は調整費込) | 3,000円~5,000円+税 |
![]() 咬合育形成 |
11歳ごろまで可能な顎を広げて歯を並べる矯正です。 治療期間…3〜4年、治療回数…36〜48回 |
400,000円~500,000円+税 |
![]() 歯科矯正用アンカースクリュー |
小さなアンカースクリューを歯ぐきに埋入し、そこをフックにしてワイヤーをかける方法です。通常ではかけられない場所にワイヤーをかけることで歯の動きが早くなります。 (床矯正あるいは歯列矯正用咬合誘導装置終了後に全体矯正をする場合は1装置分の費用は全体矯正の費用の一部とします) 治療回数…1回 |
20,000円+税 |
![]() リテーナー |
矯正治療が終った後に、後戻りを防ぐために着ける装置です。 | 片顎10,000円+税 |
![]() MFT(筋機能療法)指導 |
お口の癖を治すための指導とトレーニング、歯科医師によるチェックとアドバイスを行います。 | 30分/3,000円+税 |
![]() コルチコトミー |
歯肉を切開し、歯槽骨に切れ目を入れることにより、矯正のスピードを速くしたり同時に歯周病の改善も行う小手術です。 治療回数…1回 |
1ブロック100,000円+税 フルブロック600,000円+税 |
Before
After
治療の内容 | 外科矯正とセラミッククラウン13歯とオフィスホワイトンニグによる全顎の総合治療。 |
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期間・回数 | 1ヶ月・2回(カウンセリング・検査含む) |
費用 | 自由診療:セラミククラウン×13歯+オフィスホワイトニング 総額 2,720,000円+税(外科矯正費用含まず) |
リスク・副作用 |
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Before
After
治療の内容 | マルチブラケットによる歯列矯正とセラミック補綴3歯による治療。 |
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期間・回数 | 1年2ヶ月・15回(カウンセリング・検査含む) |
費用 | 自由診療:マルチブラケット(クリア)+矯正用ミニインプラント×1本+セラミッククラウン×3歯 総額 1,120,000円+税(調整料12回分含む) |
リスク・副作用 |
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三宮アップル歯科
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
診療開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 13:00 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
休診日:日曜・祝日
※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。
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