むし歯による歯のお痛み

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歯の定期検診

歯の定期検診とは

小さいころは、年に一回程度、学校での歯科検診があったのを憶えておられますか?社会人になっても福利厚生の行き届いた企業や職場であれば歯科検診があるかもしれません。しかし、大半の方は定期検診に通われていないということが分かっています。
歯の病気はほぼすべての国民が1度は患うと言われています。それどころか、むし歯や歯周病にかかりやすい体質の方は何度も歯科にかかっていると思います。かかっては治しの繰り返し。歯の定期検診はそんな悪循環を断ち切るための手段です。
「悪くなる前に見つける」ことと、「悪くならないように予防する」ことが定期健診の最大の目的です。定期検診に行くか行かないかで、将来の残存歯率は大きく変わってきます。一生自分の歯で美味しく食事を食べるため、そして歯の病気から身体への影響を防ぐためにも歯の定期検診はお口の、そして全身の健康管理です。40歳以上の方の場合、舌ガンのリスクもありますが、歯の定期検診で初期のうちに見つかることも少なくありません。3ヶ月に一度程度、世間話がてらにお越し頂ければ結構です。アップル歯科では患者様お一人毎にデータを管理することでプロの技術と誇りを持ってあなたのお口の健康管理を全力でサポートします。

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歯の定期検診の内容

お口状態のチェック

  • これまでに治療した歯のチェックとお掃除
  • 歯ぐきの状態のチェックとお掃除
  • セルフケア(ブラッシング)のチェック
  • 新しいむし歯の有無のチェック
  • その他ご自身で気になられたこと、歯科医師が気づいたことのチェック

歯の定期検診はお口の健康管理です。40歳以上の方の場合、舌ガンのリスクもありますが、歯の定期検診で初期のうちに見つかることも少なくありません。3ヶ月に一度程度、世間話がてらにお越し頂ければ結構です。アップル歯科では患者様お一人毎にデータを管理することでプロの技術と誇りを持ってあなたのお口の健康管理を全力でサポートします。

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リタイヤ後の後悔ナンバー1は歯の定期検診に行っていないこと

2012年、PRESIDENT(プレジデント)という雑誌に、「リタイア(退職)前にやるべきだった後悔トップ20(シニア1000人のアンケート結果)」という記事が掲載されました。その中で1番になっていたのが「歯の定期検診を受ければ良かった」ということです。割合で言うと3人に1人。これは凄い記事だと思います。なぜなら、通常リタイヤ(退職)するまで分からないことを記事にすることで教えてくれているのですから。三宮アップル歯科では、カウンセリングを通じて予防や定期検診の大切さをご説明させて頂きます。後悔は後からするものです。先人の方々の声を参考にして、旅行やグルメ、スポーツに励む時間ができる退職後に、それを楽しめなくなる「歯の悩み」と持たないためにも、定期検診へお越しください。
歯科医療に関する一般生活者意識調査(日本歯科医師会)によると、1年以内に歯科検(健)診を受けている人は、約半数(49.0%)という結果が出ています(※1)。2011年の調査結果と比較すると、約11%以上増えており、かかりつけの歯科医がいると答えた方は67%だそうです。これはとても素晴らしいことで、徐々に日本でも歯の検診に対する意識が高まってきていると考えられます。
あなたも定期的に歯科医院を受診して、信頼できるかかりつけ医を見つけましょう。
三宮アップル歯科では皆様のお口のパートナーとして、末永くしっかり診させて頂きます。

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参考文献※1)

定期検診が費用も期間もお得ってホント?

健康に関わるお話ですので損得で決めるのはあまり好ましくないですが、費用や期間の問題で歯の定期検診に行かれないという方がいらっしゃいます。そこで考えてみましょう。まず、歯の定期検診に年に3〜4回通うとしましょう。おそらく費用は合計で15,000円前後になるのではないかと思います。そこで初期のむし歯や歯周病が1回見つかったとして、かかる費用は1つの処置でプラス3,000円前後。ということは回数にして年に3〜4回、費用にして20,000円前後となります。逆に定期検診に行かずに、気がつけばむし歯や歯周病になっていた場合。例えば幸い治療する歯が1本であれば程度によって、2,000円~10,000円で銀色の歯が入ります。回数にして3~6回。これで白い歯を入れるとなると50,000~150,000円の間ぐらい。銀歯が入ると、二次カリエスのリスクが高まりますが、白い歯を入れると費用がかさみます。どちらにしてもむし歯で削ってしまえばその歯は二度と元には戻りません。神経を抜いてしまえば歯は脆くなってしまいますし、抜けてしまえば入れ歯・ブリッジ・インプラントととなります。例えば最も安価な入れ歯で治療をしたとしても部分入れ歯で5,000円。但し入れ歯は必ずしもあわなくなる日が来ますので、その都度作りなおしにいく必要があります。インプラントなら1本20万~40万円、回数にして4~8回程度といったところでしょうか。費用でいうとこの程度で済むかもしれませんが、例えば歯1本の価値で言うと値段には歯変えられません。あえて指標にするならば、事故等で歯を失い、訴訟になった場合の歯1本に対する賠償費用は200万円程度とは言われているそうです。前述した通り、損得で決めるものではありまあせんが、身体の一部と身体を守るためにも、定期検診にお越し下さい。

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デジタル精密歯科検診

Digital Dental Checkup

デジタルデンタルドック

デジタル精密歯科検診とは

当院では、通常の歯科検診の他に、様々なデジタル機器を使用した精密歯科検診をご用意しています。デジタル歯科検診では、通常目視では見えないむし歯や疾患を把握するための機器を使用するため、より早期にむし歯を発見したり、今後起こり得る様々な疾患を回避することが可能なほか、歯科医師だけではなく患者様自身も3D画像やDATA化された口腔内を見ながら「悪いところ」や「セルフメインテナンス」が苦手なところを確認することも可能となります。

普通の歯科検診とどう違うの?

デジタル精密歯科検診の内容

光学式口腔内スキャナー

歯型をDATA化するスキャーナーで、むし歯・歯周病・咬み合わせ・歯並びの診断をします。

デジタルパノラマレントゲン

低被ばくのデジタルレントゲンでむし歯や根の状態、目視できない歯のトラブルを確認します。

歯科用CT診断装置

低被ばくの歯科用CTによりレントゲンでも映らない歯の根や骨の状態を確認します。

3D光学式口腔内スキャナー(iTero5D)

光学式のスキャナー(カメラ)にて口腔内をスキャンすることにより、精密な歯型を3Dデジタルデータとして読み込み、むし歯・歯石・咬み合わせの状態を目視できます。また、マウスピース矯正による歯並び治療のシミュレーションを見ることも可能可能な医療機器です。

印象採得

印象材を使わずに、カメラで撮影するだけで歯型をDATA化。

むし歯検診

近赤外線を使い目視では確認出来ないむし歯を発見出来ます。

歯石の確認

歯石や磨き残しをモニターを通じて確認出来ます。

矯正シミュレーション

マウスピース矯正による矯正治療の予測が可能です。

咬み合わせ分析

どの歯で咬み合い、どの歯がすり減っているかを分析出来ます。

費用について

デジタル精密歯科検診一式(60分)

  • 10,000円+税
  • 自由診療
  • 口腔内スキャナー・レントゲン・CT・歯科医師による検診

検診後のカウンセリング

検診のあとは全てのデジタルデータから治療の必要性、患者様ごとに必要な治療、現在の状況をご説明致します。デジタルデータを活用することにより、今後起こり得るリスクや気をつける点、セルフメインテナンスの注意点などもより詳しく読み解くことが可能となります。検診により治療が必要になった場合は、保険・自由診療を含めた複数の治療計画を歯科医師からご提案致します。(費用0円)

予防歯科について

予防歯科

三宮アップル歯科は、予防を第一に考える歯科医院です。最近では、テレビCMなどでも「予防歯科」という言葉が使われるようになってきました。予防歯科とは、むし歯や歯周病で歯科医院に通うのではなく、むし歯や歯周病にならないために予防する歯科治療のことを言います。歯は、削ってしまえば二度と元には戻りません。いくら歯磨きを毎日丁寧にしても、必ずしも磨き残しはできてしまいますし、いくら毎日歯の状態をチェックしても、歯科医にしか見つけられない症状もあります。結果、むし歯や歯周病になって歯医者に行き、削って詰めての繰り返しが今までの歯科治療でした。三宮アップル歯科では、ここに予防という考え方を皆さんに周知し、しっかり治療した後は歯科医のプロフェッショナルケアと、ご自身でやって頂くセルフケアをしっかり指導することで、むし歯や歯周病にならない健康なお口を保っていくことを永続的なゴールとして考えています。削って詰めて、被せる治療の繰り返し、そうやって歯が弱っていくのを待ち続ける治療は終わりにしませんか?三宮アップル歯科は、予防でお越し頂く患者様が大半を占める、そんな歯科医院を目指します。

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予防歯科の内容

お口状態のチェック

予防歯科の最初のポイントは現状を診て知ることです。予防歯科に通われるようになるということは、デンタルIQが高いということ。つまり患者様も歯に対して「健康でいたい」という意識をお持ちになられたということです。ですから私たち歯科医師や歯科衛生士は、そんな患者様のセルフケアの状態をチェックし、しっかり現状をお伝えしています。中にはどれだけ磨き残しが少なくなったかとか、健康な状態を保てているかなど、積極的に知りたいという患者様も少なくありません。こうやって年に3〜4回現状をチェックすることで、何か問題があっても初期のうちに対応することができるため、「削る」「抜く」という悪い連鎖を食い止めることができます。 むし歯になりやすい人はむし歯予防を中心に、歯周病になりやすい人は歯周病予防を中心に、その人に応じた予防方法をご提案していきます。

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むし歯・歯周病の予防

どれだけ歯磨きを頑張っても、どうしても磨き残しというのできてしまいます。しっかり磨いたつもりでも自分で取れる歯垢は全体の60%程度だと思って下さい。歯垢はいずれ歯石となり、たくさんの菌の住処となり歯周病を進行させてしまいます。ですから残りの40%を歯科医院で落とすことが歯周病の予防となっていきます。
表1は定期的にクリーニングをしている人と、していない人との歯周病罹患率のグラフです。一度きりのクリーニングでも、一時的には健康なお口を手にすることはできますが、継続的なクリーニングを受けないと意味がないということが必要なことがおわかりになりと思います。
(表:ラタイチャークカラーアトラス歯周病学第3版より改変.NPO法人日本臨床歯周病学会)

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歯周病の予防は主に歯科衛生士の担当領域です。三宮アップル歯科では患者様一人ひとりに担当衛生士がつく担当制を採用しています。あなたのお口を一緒に守るパートナーとして、歯垢の除去を行っていきます。通常、歯周病予防は歯ぐきの縁上をお掃除しますので、痛みはほとんどありません。もちろん敏感な方で怖い方には麻酔をすることもありますが、ほとんどの方が「気持よかった」と帰って頂けるような内容です。痛みのない予防歯科で、年に数回いつも笑顔でお会いできる、そんな関係を築けることが私たちの望みでもあります。

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セルフケアのアドバイス

大抵の方は、歯磨きはご家族に習った方が多いのではないのでしょうか。歯磨きのやり方一つで、毎日のケアでキレイにできる範囲は大幅に変わってきます。三宮アップル歯科では磨き方はもちろん、磨けていない場所、フロスや歯間ブラシの頻度など、患者様に応じたプロのアドバイスさせて頂きます。アップル歯科の歴史を通じても「歯磨きが気持ちよくなった」「自分のやり方が間違っていた」とおっしゃられる方は相当数おられます。しかし、それは間違っていたのではありません。上手になられただけなのです。デンタルIQを身につけることで、将来的にご自身の歯が健康であり続ける可能性は大幅に高くなります。予防するたびにセルフケアが上達する、そんな相互作用で患者様のお口の健康を守るお手伝いをさせて頂きます。

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口腔内の菌の種類と特徴

お口の中の菌と病気

お口の中には様々な微生物が生息しています。500から700種類の細菌が少ない人でも1,000億以上生息し、歯面、歯周ポケット、唾液、舌の表面などそれぞれの部位に特徴的な細菌集団を形成しています。その菌は歯垢1gあたりだと糞便1gあたりより多いことが分かっています。菌があることが悪いことではなく、菌の数をコントロール出来ているか、自身の口にはどんな菌が多いのかを知ることが大切になります。

細菌の形は球菌(球状のもの)や桿菌(棒状のもの)などさまざまな形態をしており、お口の中の様々な場所で活動しています。

むし歯に関わる菌

むし歯に関わる代表菌種 としては下の3種の細菌がよく知られています。それぞれの菌がそれぞれの特徴を持ち、助け合いながらむし歯を進行していきます。

ストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans)

グラム陽性で通性嫌気性のレンサ球菌の一種。元々お口の中にいる菌ではなく食器やキス、お箸やスプーンなどの使い回しによって口腔内に入ってくる菌です。むし歯菌とは多くの場合、このミュータンス菌を指すことが多くあります。

ストレプトコッカス・ソブリナス(Streptococcus sobrinus)

グラム陽性で通性嫌気性の連鎖球菌。ミュータンス菌が歯に付着・定着するための不溶性グルカンを作成し、う蝕原性バイオフィルムの成熟を手伝っています。比較的近年に発見されたむし歯菌で、酸性の環境下や、酸素や糖が全くない飢餓状態でも酸を作ることができる強い菌。

ラクトバチルス(Lactobacillus)

グラム陽性の通性嫌気性または微好気性、桿菌、非芽胞形成性の真正細菌。乳酸菌群の大部分を占める菌で、う蝕検査という唾液中のむし歯の検査に使われてきた菌。むし歯の原因菌というよりは、むし歯の進行を手伝っている菌と言える。

むし歯に最も関与していると言われるミュータンス菌は、日頃私たちが食べている食べ物の糖分を餌として活発になります。「甘いものを食べるとむし歯になる」というのはこのミュータンス菌の特徴から来ています。しかもその糖分を接着剤代わりにして歯の表面に付着し、そして餌にした糖分から酸を産生し、歯を溶かしていきます(※1)。私達が「むし歯」と呼んでいるのはこの状態です。

それぞれの役割としては、ミュータンス菌がむし歯の原因となり、ソブリナス菌が住処をどんどん広げてミュータンス菌を住まわせ、ラクトバチルス菌が出来たむし歯を大きくするお手伝いをしているということです。

※1)ミュータンス菌の5つの血清型におけるホスホエノールピルビン酸依存性スクロースホスホトランスフェラーゼ活性。

歯周病に関わる菌

ちなみに歯周病の原因として有名なのは、以下の3つです。

細菌の形は球菌(球状のもの)や桿菌(棒状のもの)などさまざまな形態をしており、お口の中の様々な場所で活動しています。

歯に付着する歯垢の中にいる代表菌種 としては下の3種の細菌がよく知られています。

ポルフィロモナス・ジンジバリス(Porphyromonas gingivaliss)

非運動性のグラム陰性偏性嫌気性。慢性歯周炎に関わる最重要細菌と言われている他、上部消化管、気道、結腸にも生息している。むし歯菌とは多くの場合、このミュータンス菌を指すことが多くあります。

トレポネーマ・デンティコラ(Treponema denticola)

嫌気性のグラム陰性菌で、らせん状の形で錐揉み運動をしている。重度歯周炎の病巣からの検出頻度が高いとされており、この菌が免疫抑制作用に関わっているともいわれている。

タネレラ・フォーサイシア(Tannerella forsythia)

グラム陰性偏性嫌気性細菌。、基本的に酸素のないところを好む通性嫌気性菌。歯周病の原因となる細菌で、ジンジバリス菌・デンティコラ菌と共に歯周病を増悪することが報告されている。

上の3つの菌はポルフィロモナス・ジンジバリスを中心に、歯周病の病原菌のグループとしてお口の環境を悪くしていきます。これらの細菌が好むのは歯ぐきからの出血、血液です。つまり歯周病が悪化し、出血が状態化するとこれらの菌がますます元気になっていくということになります。歯周病の悪化を止めるということは、これらの菌のコントロールをするということです。

これら3つの菌の住処は歯周ポケットという歯と歯肉の間の溝です。酸素が苦手なこのグループはどんどん奥の酸素が少ないところを目指します。これを止めるには、餌となる血液を菌に与えず、住処をなくす必要があります。それにはまず毎日の歯磨き、それと歯科医院による専門的なクリーニングが必要です。歯周病とは即ち「菌」との戦いです。菌の生息方法を知り、その戦い方を知れば、どうすべきかは見えてきます。この菌が活動しているかも?と思ったら、まずは歯周ポケットの深さを図るところから始めましょう。

自分のお口中の菌を確認

当院では、初めてのお口のクリーニング時に、お口の中の細菌をご自身にも見て確認頂くために、位相差顕微鏡を使った説明を行っています。

口腔内の唾液を採取するだけで、パソコンのモニターに生きた口腔内細菌が映し出されます。もちろんお口の中に菌がいない方はおられませんので、「居るのが当たり前」です。しかし、その菌の活動量や数、種類は正常な口腔内とむし歯や歯周病が進行している口腔内では大きく異なります。

これらの菌をどのようにコントロールするのか、また治療によってどの程度菌が減っていくのか。位相差顕微鏡を使った検査で、菌の存在と治療法をご確認下さい。

お口の中の悪い菌を減らすには

むし歯にしても歯周病にしても、菌が原因であることはおわかりいただけたと思います。そしてこれらの菌との戦いの専門家が歯科医師であり歯科衛生士です。1971年、Scherp HWという歯科医師がむし歯を予防するための3つの指針を示しました(※2)。何十年も昔の論文ですが、今でもこの学説はむし歯予防の根幹となっています。

  1. ミュータンス菌の排除
  2. 餌となる糖分のコントロール
  3. 歯を強くする

単純に思いますが、実際この3つをしっかりできれば、むし歯のリスクは大きく下がります。これに対し歯科医院では以下の事を行ないます。

  1. 衛生士によるクリーニング
  2. 食事指導
  3. フッ素塗布

などを行うことを「予防」と呼んでいます。むし歯は大きくなれば削るしかありません。そして削ってしまえば二度と元には戻りません。「予防」は、歯科医院での治療において数少ない「歯を削らない」治療(施術)とも言えます。今むし歯の進行が目に見えなくても、口の中に菌がいればいずれむし歯が進行するかもしれません。

むし歯の治療というと、歯を削り、詰め物や被せ物でフタをすると思われがちですが、原因治療としてはこれらの菌を減らさなければいくら治療しても他の歯がむし歯になったり、治した歯の内側にまたむし歯が出来たりとういこともあります。歯周病も然りです。例えばインフルエンザを治癒するにはその菌を退治する必要があり、それを薬で行うことを治療と呼んでいます。歯科ではこの菌を減らす治療を「予防」や「クリーニング」と呼んでいます。しかし目的はこれらの菌の住処の除去と退治です。むし歯を病気や感染症として考えれば、これらの菌をコントロールする予防やクリーニングはとても重要になります。菌がコントロールされたキレイなお口になるために、「痛くなってから治療」をやめて「痛くならないために予防」を始めましょう。

※2)フッ化物の普遍的な最適な適用と、甘いもののでんぷん質の食物の代替(または単に賢明な砂糖の消費)さえ、ほとんどの仕事をするでしょう。敏感な咬合面を接着性ポリマーで密封すると、フッ化物が明らかに最大限に効果を発揮できない部位を保護できます。(訳)

この記事の編集・責任者は歯科医師の西端 大祐です。

予防歯科についてのQ&A

予防歯科ついてのよくある質問

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Q.予防歯科に通えば虫歯にはなりませんか?
A.絶対にならないという訳ではありません。むし歯になる可能性は低くなったり、むし歯ができたとしても初期の段階で対処することが可能となります。むし歯の再発を避けるために、最も効果的な方法は、フッ化物配合歯磨剤の毎日の使用、歯ブラシ指導によって改善されたセルフケア、定期的な歯科医院でのクリーニングの3つと言われています。1つが欠けても虫歯は再発してしまうので、ご自宅ではしっかり歯磨きをしていただくことが不可欠ということです。
歯の喪失原因の約9割は、むし歯と歯周病です。国としても各ライフステージに応じた適切なう蝕・歯周病予防を推進することが重要とし、むし歯・歯周病予防の目標を設定しています(※1)。 各ライフステージに合わせ、適切な予防を行うことが大切ということですので、現在の自分にあった予防法を歯科医院と一緒に行っていく必要があります。

※1)各ライフステージに応じた適切なう蝕・歯周病予防を推進することが重要

Q.予防歯科はどれくらいの頻度で通えばいいですか?
A.歯周ポケットの残存やクリーニング時の出血の程度、残っている歯の数歯周病の進行具合などを元に、リスクを診断し、間隔を決めていきます。リスクの高い方は2ヶ月、低い方でしたら3〜4ヶ月に1回程度の通院をお勧めしています。
Q.虫歯予防にフッ素は有効ですか?
A.はい有効です。1987年の研究ではすでにフッ素によるむし歯予防の効果が検証されており、適切な量も実験にて分かっています。
特にフッ素は子供の予防に思われがちですが、大人もフッ素による効果は得られます。フッ素入りの歯磨き等も継続して使用することで効果が認められます。

※1)5年間フッ化物洗口法を継続実施した児童のう蝕予防効果について比較検討した結果

Q.自分でできる予防対策はありますか?
A.家庭でできる虫歯予防の方法は、正しい歯磨きの方法と、フッ素入り歯磨き粉を使用することです!ご自分が正しい歯磨きができているか知りたい場合は、市販で売っている歯垢染色液を使用していただくと分かりやすいので、ぜひ使用して見てください。
Q.予防に通っていても防げないものはありますか?どうしたら防げるようになりますか?
A.むし歯の始まりは、歯に穴が開くところから始まります。むし歯菌を減らせば、むし歯菌によって歯に穴が開くのを予防する事はできます。ところが、歯ぎしりや打撲等で歯が欠けて穴が開いてしまう場合は、突発的な事なので予防に通っていても関係ありません。マウスピースを夜間に使用する事で、歯が欠けるのをご自身で予防しましょう。また、スポーツによる外傷や食いしばりから歯を守るには、スポーツマウスピースが有効です。
この記事の編集・責任者は歯科医師の梅川 真由子です。
DR梅川

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