全体的には並ぶを治療すると期間や費用がかかってしまう全体矯正に対し、軽い捻転(ねじれた生えた歯)や前歯の多少の重なりや隙間、軽度の八重歯などの叢生などの場合、数本だけ歯並びを変える矯正治療のことを部分矯正と言います。
部分矯正は適応が限られていますが、通常の矯正に比べて期間も短く、費用も抑えることが出来ます。
当院のマウスピース型矯正装置による部分矯正はアライン・テクノロジー社のiGo(アイゴー)システムを利用しています。
以下で説明するマウスピース型部分矯正はiGoシステムを前提とした説明になります。
マウスピース型の矯正装置は、目立ちにくく・痛みが少ない・手入れが簡単・歯の動きがシミュレーションで見られる・ワイヤー矯正に比べて来院回数が少ないなどのメリットがあります。
しかしながら、矯正に関する文献の中には、マウスピース型矯正装置は従来型のワイヤー矯正よりも「治療結果がよくなかった」や「マウスピース型矯正装置の方が矯正後の後戻りが多く生じた」など、ネガティブなものが多く診られます。
しかし、これは今日までの矯正治療のほとんどが、ワイヤー矯正がスタンダードに行われてきたためで、歴史が浅いマウスピース型矯正装置は、これから評価されていく治療法です。現に、軽度〜中等度の非抜歯矯正においてはマウスピースにる矯正はブラッケット矯正と比べても。有意差は認められなくなってきているという文献もあります。
マウスピース型の部分矯正をお薦めする場合のある咬み合わせは、骨格的な問題がなく、動かしたくない歯を動かさず、必要な歯だけ動かすことで治療が可能な審美改善を目的とした治療が当てはまります。前歯のちょっとの歪み・隙間が気になる方で、臼歯の咬み合わせに問題がなければ、目立たず痛みも少ないマウスピース部分矯正により、少ないストレスで歯並びの改善が可能となります。
また、一度矯正治療をされた方で後戻りをしてしまった方にも適応可能なケースが多い治療法です。
自分の歯並びがマウスピース型の矯正装置で改善できるのか、他の矯正装置が必要なのか、シミュレーションで難易度を確認することが出来ます。
もちろんそれ以前に、部分矯正による治療が適切なのか、全体矯正が必要なのかも簡単な検査でお話することが可能です。気になる方はお気軽にご相談下さい。
当院が部分矯正で使用するiGoシステムという装置は、ほぼ透明で目立ちにくい装置です。歯全体を覆うため、歯の隙間から空気が抜けず最初は発音に影響が出る方もおられますが、全く気づかれないという方もおられます。
人前に出る仕事やお話する仕事、矯正治療をしていることを人に気づかれたくない人に喜ばれている矯正装置です。
ワイヤー矯正のように、一度着けてしまえば簡単には外せない装置ではなく、いつでも取り外しが可能な装置ですから、比較的に気軽にスタートできる矯正治療です。1日20時間以上の装着が必要ですが、数時間でも外せるのと外せないのは大きな違いがあります。
結婚式や人前に出る機会がある場合でも、目立たないことと取り外しが可能なことで、治療をしていても気にすることはありません。また、費用も全体矯正に比べれば抑えることが出来ます。
通常のワイヤー矯正の場合、マルチブラケット装置という複雑な形をした装置を歯に貼り付ける必要があります。年々装置は良くなっているものの、歯に複雑な形の突起物がつくということは、歯垢や食べかすがたまりやすく、ブラッシングも難しくなります。
そのため、矯正治療中は特にむし歯になりやすくなり、せっかく歯並びを治療しても、たくさんのむし歯を作ってしまう方もおられます。その点においてもマウスピース型の装置の場合、食事のたびに取り外して清掃ができるので、清潔な状態を保つことが可能です。
上記は、当院でもっとも部分的(特に前歯)な矯正治療におけるインビザラインGoについての説明になりますが、より軽微な歯(1〜2歯)の移動には片顎から取り扱いができる「インビザラインエクスプレス」もあります。最大7ステージで短期間のマウスピース型矯正装置です。
インビザラインエクスプレスは主に「少しの歯の移動」「矯正治療後の後戻り症例」などに使用することが多いマウスピース型矯正装置です。矯正治療は基本的には上下「全顎」の治療となりますが、インビザライン エクスプレスの適応症の中には片顎のみの治療も含まれます。
ただし、インビザラインエクスプレス自体がどなたでも適応できる装置ではなく、希望されても適応外となるケースも多く、その中でも片顎のみでできるケースはさらに少なくなります。
少しだけ歯の位置を修正したい、矯正後の後戻りを早期に修正したい等、ご希望がありましたらお気軽にご相談ください。
1日20時間〜22時間の装着が必要です。17時間を切ると計画通りに歯が動かず、次のマウスピースが合わなくなります。(要再作成※期間内は費用はかかりませんが期間は伸びます)
iGoシステムは取り外し可能な装置です。食事の際は外してお召し上がり下さい。食事後は歯磨きをしてから装置を装着して下さい。磨き残しはむし歯の原因となります。
歯科医師の指示に従って、1〜2週間毎に装置を交換して下さい。自身の判断で早くしたり、長く使うと、計画通り歯が動かないことがあります。歯科医師の指示通り交換して下さい。
※マウスピース型矯正装置(インビザライン)はアメリカのアラインテクノロジー社より提供されている、カスタムメイドの矯正装置で、インビザライン・ジャパン株式会社を介して入手しています。インビザライン・システムは、FDA(アメリカ食品医薬品局)の医療機器として認証を受けています。
※マウスピースの材料は厚生労働省の認可を得たものですが、マウスピース型矯正装置(インビザライン)は薬機法の承認を受けていない矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。日本国内にはマウスピース型矯正装置として薬機法の承認を受けているものも存在します。
種類 | 説明 | 料金 | マウスピース部分矯正 iGo |
マウスピースの必要枚数によって費用は異なります。必要枚数は、現在の歯並びによって決まります。 治療期間…半年〜1年、治療回数…5〜10回(通院) |
片顎400,000円~500,000円 税込440,000円〜550,000円 ※マウスピース型矯正装置は調整料が含まれたトータルフィーです。 |
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マウスピース型矯正装置(インビザライン エクスプレス) |
軽微な部分矯正(1歯〜2歯程度の移動)や矯正治療後の後戻りに対する再治療等に適したマウスピース型矯正装置です。最大7ステージ、追加も1回程度のライトな矯正のプランになります。適応には限りがあります。 マウスピースの材料は厚生労働省の認可を得たものですが、インビザライン・インビザラインGOは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。 治療期間…3ヶ月、治療回数…3〜4回 |
片顎255,000円 全顎327,000円 (税込280,500円〜327,000円) ※精密検査料30,000円含む ※マウスピース型矯正装置は調整料が含まれたトータルフィーです。 |
三宮アップル歯科
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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診療開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 13:00 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
休診日:日曜・祝日
※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||||||||||||||
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