矯正歯科・矯正医の選び方とポイント

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あなたに合った矯正歯科選び

矯正するならどんな歯医者がいい?

歯並びが気になるけど治療するならどんな歯医者に行けばいいのか?これは歯列矯正をこれから始める方にとって最初のお悩みではないでしょうか?

歯列矯正というのは歯科医師にとっても難しい治療で、経験のない歯科医師がすぐにできるものではありません。また、歯列矯正の経験がある歯科医師でもその技術差はやはり顕著に現れます。

それなら、経験があればそれで良いのかというとそうでもない場合があります。例えば年間数十症例も矯正治療に携わる歯科医師でも、実は別の矯正医から見れば「やり方が間違っている」と指摘されうこともあるのです。

ここでは、これから矯正治療を始めれられる方が、ご自身にあった歯科医師・歯科医院と出会うためのいくつかのポイントをまとめてみましょう。

矯正するなら矯正歯科?

矯正治療を始める時、まずはどうやって歯科医院を探しますか?インターネット・雑誌・口コミ・紹介など、人それぞれ様々な探し方があると思います。

では次に、どんな歯科を探すかと言うと、歯列矯正だけに「矯正歯科」と名前についている歯科医院が良いのではないかと思われるのではないでしょうか?

もちろん、矯正歯科だけに絞って探すのも良いかと思います。しかし、矯正歯科は歯科医師免許があれば、だれでも標榜できるということを知らない方も多いので注意が必要です。

さらに、矯正歯科だからといって、矯正医(矯正認定医・指導医)が診察している医院であるとは限りません。矯正歯科を選ぶ場合は、歯科医師の経歴や症例数をチェックする必要があります。現に、当院の医院名には「矯正歯科」はついておりませんが、標榜には「矯正歯科」を上げています。しかし、症例数は法人全体で1,000症例を超えていますので、医院単位でも矯正歯科と名前のついた医院よりも多い場合もあります。

つまり、「○○矯正歯科」である必要はありませんが、「矯正歯科」が名前についていれば、矯正治療を頻繁に行っている医院であることは推測されます。ただ、一般歯科でも矯正を多く手がけられているところもあるので、以下で説明する一般歯科と矯正歯科を考慮して選びましょう。

矯正歯科と一般歯科の違い

矯正歯科と一般歯科の違いは「歯列矯正を主として行っている」か「虫歯や歯周病治療を主として行っているか」による思われがちです。しかし実際のところは、この2つに加え「矯正患者を集めるために矯正歯科を名乗る医院」や「矯正治療も日常的に行っている一般歯科」もあります。つまり、名前だけでは大きな違いは見つけられないということになります。

では、どちらに行けば良いのでしょうか。表は矯正歯科と一般歯科の違いをです。もちろん、すべての矯正歯科・一般歯科がこれに当てはまるわけではないが、もしあなたに「虫歯・歯周病詰め物や被せ物のやり変え」が必要な場合は、一般歯科での矯正治が適しているかもしれません。

基本的にはどちらにしても「認定医・指導医」がいる矯正歯科・一般歯科が重要となります。その上であなたが難症例であれば「認定医・指導医」がいる矯正歯科がお薦めで、通常症例で虫歯や歯周病、補綴治療が必要な場合は一般歯科の方が良い場合もあると考えます。

矯正歯科 一般歯科
歯列矯正
通常は当然できる

できる医院もできない医院もある
虫歯
治療できない医院もある
歯周病
治療できない医院もある
詰め物・被せ物
治療できない医院もある
歯石取り
一般歯科に依頼する医院もある

矯正歯科選びのポイント

現在の歯を残し・悪くしないことを考えます

こんな設備があります

矯正医はいるか

【認定医・指導医】

矯正医は矯正学会の認定医・指導医であった方が好ましいです。学会は日本矯正歯科学会など、歴史と認定医取得のハードルがしっかりしているものが良いと思います。常勤である必要はありませんが、少なくとも診断は矯正医が行ってくれる医院が良いと思われます。

予防は?

【治療中の予防歯科】

矯正治療中は虫歯や歯周病のリスクが高まるため、メインテナンスが重要となります。歯科衛生士がちゃんと在籍しているか、いなければ歯科医師はどこまでやってくれるかなど、治療中の歯の健康を守るため方法を予め確認しておいた方が良いと思われます。

歯の治療は?

【虫歯等の治療】

矯正歯科の中には、矯正治療しかできない(虫歯や補綴(詰め物や被せ物)ができない)歯科医師もいます。その場合虫歯治療をどこでするのか、また、矯正治療後に補綴物のやり変えが可能かどうかは、矯正を始める前に聞いておきましょう。

取り扱い装置は?

【治療の選択肢】

矯正をたくさん扱っている医院の中には、ある特定の矯正装置しか扱っていない医院もあります。近年ではマウスピース矯正に多く見られます。その場合は選択肢が少なくなり、本当はワイヤー矯正の症例でも、無理にマウスピースで治療して、失敗してしまうということもあります。

治療後は?

【保定期間・メインテナンス】

矯正治療後は保定期間と言って、整った歯を保つために保定装置を装着する必要があります。そして、後戻りがないかなどを見るために、数ヶ月ごとに経過観察が必要です。中には治療が終わば検診(経過観察)の案内も出さない医院もあるそうですので、気をつける必要があります。

症例写真はあるか

【目視で確認】

経験や技術を確認するために、症例写真は有効です。例えば自分と同じ咬み合わせの患者の症例写真や、その治療期間・費用・通院回数などがわかれば、矯正治療をする上でのある程度の目安ができやるすくなります。」

矯正医について

やっぱり矯正指導医が良いの?

日本には、平成29年現在で歯科医院が68,500件程度の歯科があり、そのうち約20,000件程度が矯正歯科の標榜を立てていると言われています。 その中で日本矯正歯科学会の認定医は2729名で、内指導医が513名、臨床指導医372名となります。つまり、矯正歯科と標榜のある歯科の内13%程度にしか矯正指導医・認定医は在籍していないことになります。

しかし、実はこれにはカラクリがあって、矯正指導医・認定医の中には、フリーランスとして特定の医院に属さず複数の医院に非常勤で働く歯科医師や、自分の医院を持つ傍ら、副業として非常勤で他の医院で勤務する歯科医師もいるため、実際指導医・認定医が勤務している矯正歯科はもっと多いと思われます。実際、アップル歯科もこのパターンで、各医院に月に数回、認定医が非常勤として勤務しています。

では、指導医が良いか・認定医が良いかでいうと、そこに大きなレベルの差はない場合もあります。というのも、認定医を取るためには5年以上の矯正歯科臨床研修を受け(または同等の知識・経験・技術を持つ)、且つ論文を提出し、認められると認定医となります(※1)。指導医になるには、その上に専門機関の要求する歯科研修を受講し、その上で申請が必要となり、臨床指導医に至っては、更に論文などの執筆・報告が必要となります。

そのため、認定医を取ればそれで良いという矯正医は多く、論文や研修の時間を要しないため臨床に多くの時間を割けるため、症例数は指導医より多い認定医も存在します。中には、ある程度実績を積んだ後、認定医の資格を更新しないという矯正医もおられます。

つまり、指導医が必ずしも良いというわけではなく、認定医を持っていて且つ症例数が多ければ、矯正医を選ぶ際の一つの指針にはなると思われます。

※1) 歯科医師免許を有する者。(2) 歯科医師免許取得後、引き続き5 年以上の学会会員である者。(3) 学会指定研修機関における矯正歯科基本研修(以下「基本研修」という)修了の後、その期間を含めて、5年以上にわたり、矯正歯科臨床研修(以下「臨床研修」という)を修了した者。または、同等の学識、技術、経験を有すると判断される者。(4) 学会の認めた刊行物に矯正歯科臨床に関連する論文を発表した者。(5) 学会倫理規程を遵守する者。

※2) (1)歯科医師免許を有する者。(2)学会認定医資格を有する者。(3)7 年以上継続して学会会員である者。(4)学会の認めた刊行物あるいは学会の認めた学術集会において、矯正歯科臨床に関連する報告を発表した者。(5)学会倫理規定を遵守する者。

一般歯科医の矯正は危険?

確かに、矯正の知識や経験もなく、見様見真似・独学で矯正を勉強したような一般開業医にかかるのは心配ですね。しかし、定期的に矯正認定医・指導医が来て、矯正医の技術や知識を吸収するような歯科医師も少なからずおられます。そんな歯科医師は常に臨床の現場にいるために、認定医と同レベルの技術や知識を持っていても、認定医の資格申請要件を満たす研修や論文を書く時間はありません。

しかし、そんな歯科医師を見分けるのは困難で、他の歯科医師からの紹介や信頼できる人からの口コミ等がなければ、下手にお願いできないのではないでしょうか。

やはりネットや雑誌などの情報だけで歯科医院を探す場合、認定医や指導医の勤務があるかどうかは重要な指標となると思います。

マウスピース矯正選びのポイント

近年では、矯正治療にマウスピース型の矯正装置を使った歯列矯正が増えてきています。マウスピース型の矯正装置は、多くのメーカーの物が出ていますが、今の所アップル歯科では安心して患者様に提供できる精度を持った装置は1つか2つのメーカーのものしかありません。

マウスピース型矯正装置は、治療の計画をパソコンである程度デザインできるため、ワイヤータイプの矯正ほど矯正治療の知識や技術を要しません。しかし、だからといって誰でもできるわけではなく、歯が動く仕組みや要所、最終的な咬み合わせのゴールが定まっていなければ、治療はうまくいきません。

そのため、マウスピース矯正では年々トラブルが増えてきていることも確かです。その理由の一つは「装置の問題」であり、もう一つは「歯科医師の問題」です。

装置に関しては、やはりメジャーで治療実績が多いものは良く、歯科医師の問題に関しては、きちんと矯正医が診断や設計をしているかどうかがポイントとなってきます。

特にマウスピース矯正はこの診断と設計が治療の良し悪しを決めるため、マウスピース矯正こそ歯科医院選びは大切と言えます(※3)。

※3)マウスピース型矯正装置による治療には、以下の利点・欠点を踏まえた適応症の判断や専門的知識を要することから、大学病院等や学会が認める基本研修機関において十分な矯正歯科領域全般にわたる基本的な教育と臨床的なトレーニングを受けた歯科医師による診察、検査、診断を基に治療を行うことを推奨します。

大切なのは相性

矯正のための歯科医院選びで、もっとも大切なのは担当医との相性ではないかと考えます。もちろん、症例や経験は大切ですが、矯正治療は全顎であれば通常2〜3年程度の治療期間を要します。その間1〜数ヶ月に1度、否が応でも顔を合わし、時には「これが辛い」「ここをどうにかして欲しい」と、あなたの意見や要望を伝える機会もあるかと思います。その際、しっかり話を聞いてくれる歯科医師かどうか、急なトラブルや問題に対処してくれるかどうかというのは、大きなポイントとなります。

矯正治療を始める前に、しっかりカンセリングやコンサルで担当する歯科医師を見定め、自分がこの先「この先生に自分の歯を任せたい」と思えるかどうかは歯科医師選びで最も重要なポイントかもしれません。

歯科医院選びの指標

虫歯や歯周病はない一般症例 矯正認定医や(臨床)指導医が勤務している矯正歯科・一般歯科(症例が多く・経験がある歯科医師であればどちらでも良い)
虫歯・歯周病・欠損がある 矯正認定医や(臨床)指導医が勤務している一般歯科、もしくは一般歯科にも力を入れている矯正歯科(虫歯・歯周病の治療が先決で、欠損に対して矯正治療をどう絡ませるか、または欠損補綴としてインプラントを使う場合など、矯正だけでは難しいといえます)
難症例と言われた方 指導医・認定医が開業している矯正歯科、大学病院等の基幹病院でなければ難しいケースです(難症例や外科手術が必要な場合は、指導医や認定医でなければ難しいケースが多いです)

これらはあくまで目安ですが、矯正だけなら矯正医や矯正歯科、その他の治療も必要ならば矯正医のいる一般歯科、専門的な知識を要する治療は指導医・認定医による治療が好ましいのではないかと考えます。

アップル歯科では

矯正医は?

非常勤の矯正医が複数名法人に在籍し、主に矯正の診断の部分やワイヤー矯正の管理を行っています。また、一人の患者様に担当医(一般歯科医)と矯正医(日本矯正歯科学会認定医)の2名体制で患者様の矯正ライフを支えます。

治療中の虫歯や歯周病の予防は?

担当医の他に、担当衛生士がつき、定期的なクリーニング、装置のメインテナンスを行います。

虫歯や歯周病があった場合は?

担当医がしっかり治療に当たらせていただきます。虫歯や歯周病治療は矯正治療前に終わらせますが、前歯をセラミックにしたいなどの要望がある場合は、矯正治療後に最終歯をセットしたり、それに合わせてホワイトニングを行うなど、矯正治療に合わせた治療計画をお作りします。

取り扱い装置の種類は?

マウスピース矯正・ワイヤー矯正・裏側矯正など、様々な装置を取り扱っていますので、患者様と相談の上、最も適した装置を一緒に検討していきます。

治療後のメインテナンスは?

治療後は保定装置を付けて頂き定期的にメインテナンスに起こしいただくことをお願いしています。メインテナンスにお越しいただくことで、後戻りが合った場合の早急な対応や、せっかくキレイに並んだ歯を長く健康に保てるよう、虫歯や歯周病のチェックもさせて頂きます。

歯並びのお悩みは気軽に相談

歯列矯正をする医院や歯科医師選びは簡単なことではありません。患者様によっては、ドクターショッピング(いくつもの歯科医院を回ること)を繰り返し、結局どこが良いのか判断できず、一番費用がやすいところで選んでしまったという話もよく聞く話です。

確かに、歯科医院側にとっては、相談にだけ来て結局治療は他の医院でされるというのは、嬉しいことではありません。しかし、患者様にとっては一生付き合う「歯」の治療のことですから、失敗したくたいと思われるのは当たり前のことです。

ですから、歯科医院選びのために相談にく場合は、「何を見て判断するのか」という基準が大切です。あなたにとって外せない要件をしっかり持って、これから長い期間通う医院をしっかり見定め、あなたがお任せしたいと思う歯科医師を選んで下さい。

もちろん、当院でも矯正相談は承っておりますので、もし矯正治療を受ける医院の候補に入っているのであれば、お気軽にご相談にお越し下さい。治療するしないは相談後にじっくり考えて頂ければ結構ですので、あなたがアップル歯科で治療を任せたいと思われたなら、精一杯治療に当たらせていただきます。

この記事の編集・責任者は歯科医師の西端 大祐です。
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矯正歯科・矯正医の選び方とポイント | 公開日: 2022/10/20 | 更新日: 2022/10/21 | by 三宮アップル歯科

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