部分矯正とは端的にいうと『全顎(ぜんがく)矯正では無いもの』全般を指します。歯医者によってはこれをプチ矯正と呼ぶところもあります。
全顎矯正とは全ての歯を動かし、理想的な歯並びや噛み合わせを変えていく治療のことを言います。つまり部分矯正とは、全体ではなく動かしたい部分だけを整える治療ということになります。
ですから部分矯正は「咬み合わせの改善」というより、むしろ前歯の見ため改善に行われることが多い治療と言えます。
メリット
動かす歯や動かす量が少ないので矯正終了までの期間が全顎矯正に比べ短い事がほとんどです。
また期間が短く歯を動かす距離が短いことは歯の根が吸収されるリスクが減少することもあり、大きなメリットとなります。
成人矯正における歯根吸収に関する研究(1997 石橋沙織らによる)では歯根吸収量は移動方向に依存性は認められなかったものの、移動距離に相関関係があるとされています。
全顎矯正に比べて期間が短いため使用器具も少ないことが多いので、費用が半分くらいになる事が多いです。
デメリット
部分矯正は「咬み合わせの改善」を目的としない場合が多く、咬み合わせに問題がある場合は全顎矯正の適応となります。
部分矯正は基本的に前歯を動かすことが多い治療です。近年ではマウスピースを使って治療することが多くなってきていますが、その場合の部分矯正の前提条件が「奥歯がしっかり咬み合っていること」となります。マウスピースタイプの部分矯正は、この奥歯を基点として歯を動かすため、奥歯が咬み合っていない時点で適応から外れます。その他にも適応の条件は様々あり、単に「前歯だけ治したい」というだけでは、部分矯正での治療には至らないこともあります。
※1)歯根吸収量は移動方向に依存性は認められなかったものの,移動距離,舌側傾斜の角度に相関がみられた。
Before
After
治療の内容 | マウスピース型矯正装置による正中離開の部分矯正 |
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期間・回数 | 5ヶ月・8回(カウンセリング・検査含む) |
費用 | 自由診療:マウスピース型矯正装置(部分矯正) 総額 400,000円(税込 440,000円) |
リスク・副作用 |
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Before
After
治療の内容 | マウスピース型矯正装置による軽度叢生の部分矯正 |
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期間・回数 | 7ヶ月・10回(カウンセリング・検査含む) |
費用 | 自由診療:マウスピース型矯正装置(部分矯正) 総額 400,000円(税込 440,000円) |
リスク・副作用 |
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Before
After
治療の内容 | マウスピース型矯正装置によるすれ違い咬合の部分矯正 |
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期間・回数 | 1年・15回(カウンセリング・検査含む) |
費用 | 自由診療:マウスピース型矯正装置(部分矯正) 総額 400,000円(税込 440,000円) |
リスク・副作用 |
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近年では、部分的に歯を動かす際、マウスピース型の装置を使用することが増えてきています。当院ではinvisalign Go(invisalign japan)を用いることが最も多いです。
歯にマルチブラケットという装置を歯の表面に着け、連続的にアーチ型のワイヤーを組み込むことで歯を引っ張って動かす、従来型の矯正装置を利用した矯正治療です。
三宮アップル歯科
曜日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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診療開始 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 | 9:30 |
診療終了 | 18:30 | 18:30 | 13:00 | 18:30 | 18:30 | 17:00 |
休診日:日曜・祝日
※日曜・祝日診療は下記診療カレンダーをご覧下さい。
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