顎間ゴムとは、矯正治療をサポートするための医療用の輪ゴムです。ゴムの伸縮を利用して歯を正しい位置に移動させる意図があります。
マルチブラケット装置でも、マウスピース型矯正装置でも使用する場合があり、メインとなる矯正装置ではできない細かな咬み合わせを調整をする役割があります。
そのため、歯列矯正治療において、なくてはならない補助装置と言えるでしょう。
基本的にゴムは、ご自身で毎日取り替えて頂く必要があるため、面倒になって疎かになってしまう方が多いのですが、交換せずに同じゴムを使い続けると効果が弱まります。
きちんと計画通りに歯並びを改善するためにも、ゴムは必ず毎日交換しましょう。
顎間ゴムを取り付けることを「ゴムかけ」と言いますが、ゴムかけを怠ってしまうと治療期間だけでなく仕上がりにも大きく影響します。
ゴムかけをサボってしまう理由としては「痛みがあるから」という意見が多数ですが、 歯が動いていることが痛みの原因であるなら、歯列矯正が順調に進んでいる証拠です。もしも、痛みが続くようであれば虫歯などのトラブルが起きている可能性もあるため、歯科で診てもらいましょう。
また、「口が開けづらい」という方もおられますが、ゴムで上下の歯を引っ張りあっているため、どうしても不便に感じてしまいますが、基本的には食事や歯磨きの時以外は装着した状態で生活していただく必要があります。
ゴムかけは歯列矯正を成功させるためにも重要な工程ですので、しっかりと行いましょう。
歯列矯正は歯を動かすことで歯並びを改善する治療ですが、ゴムかけを怠ってしまうと、せっかく動かした歯を元の位置に少しづつ戻ってしまいます。そうなると、また治療をやり直さなくてはならなくなり、時間もお金も無駄になってしまう可能性もあります。
そうならないためにも、歯科医師から指定された期間中、毎日必ず20時間以上は装着しましょう。
ゴムかけの期間には個人差があり、歯並びや咬み合わせによって大きく異なります。 歯列矯正の最終段階に仕上げとして、数週間だけ行う場合もあれば、治療開始から終了まで必要であることもあります。
ゴムかけの期間が長くなるほど、不便に感じるかもしれませんが、地道な努力が良い結果に繋がるということを念頭に置いていただけると幸いです。
顎間ゴムには様々な種類があり、症状によって使用するゴムが異なります。また取り付け方も、どの歯を動かすのかによって違いますので、必ず歯科医師からの指示を守って正しくご使用ください。
・出っ歯の場合に使用するゴム
・ゴムのかけ方:上の犬歯付近と下の第一大臼歯の近く
・下顎前突・反対咬合の場合に使用するゴム
・ゴムのかけ方:下の犬歯のあたりと上顎第一大臼歯の近く
・交叉咬合の場合に使用するゴム
・ゴムのかけ方:同じ歯の表側と裏側に交差するようにゴムをかけます。
・開咬の場合に使用するゴム
・ゴムのかけ方:上下の歯に対して垂直方向にゴムをかけます。
顎間ゴムによるゴムかけは、一見地味で面倒な作業に思えるかもしれませんが、歯列矯正を計画通りに進めるためにとても重要な補助装置だということを忘れずに、歯科医師からの指示通り正しく使用しましょう。
ゴムかけを始めた時は、食事がしにくかったり、歯が引っ張られることをストレスに感じる方が多いですが、1〜2週間程度で慣れてくるかと思いますのでご安心ください。
計画通りの仕上がりにするためには、歯科医師の技術だけでなく、ご自身の根気も必要であることをご理解いただければ幸いです。
三宮アップル歯科
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